Mobile Tech Lab vol.011|いま語れる「6G」と、携帯・スマホがなかった頃の話

2025年6月15日放送の「Mobile Tech Lab」第11回放送のアーカイブです。

いま語れる「6G」についてという未来の話。そして携帯・スマホがなかった過去の話をしました。

オープニングトーク

北さん最近何か復活することがあるそうで。

僕ずっとバレーボールを昔から学生時代やっていて、20年ぐらいやってなかったんですけど、最近近所でやってるママさんバレーのチームの人と繋がりまして。やりたいですって言ったら参加させてもらってバレーボールを再開いたしました。

それママさんの中に入っていくんですか?

そうですね。9人制のママさんバレーで、一応ミックスと言ってもいいんですけど、メインはママさんで、2,3人おじさんが混じっても問題ないっていうようなルールです。

雨も多くなる季節ですけど室内なので、季節関係なく体を動かせるっていうのは楽しそうですね

いま語れる「6G」について

さてこの番組では最新のモバイルテクノロジーを学んでいくということで、私たちが持ち寄った今注目すべきモバイルテクノロジーをご紹介していきます。本日のテーマは北さんお願いします。

先週5Gについてお話を聞かせていただいたので、今回はもう一個先の「6G」について、今語れることを石川さんと語り合ってみたいなと思っております。

改めてですけれど、この「G」というのはジェネレーション、世代を表しているということなので、5からまた次の世代に変わるとこうなるよっていう話ということですか?

6Gとは?って言われると実はすごい難しくて、技術的には今の5Gの延長ではあるんですけれども、じゃあ何ができるになりますか?って一般的に言うと、いま「超高速・超低遅延」って言ってるやつが「超超高速・超超低遅延」になりますみたいな感じで、もっとすごいよって表現されることが多くて。

5Gでもこういう未来がありますよって言ってる、ユースケースがあるんですが、それからあんまり変わってないんじゃないかっていうところもあったりするので、何がまず変わっていくのかっていうお話と、本当に6Gが来たらできるようになることって何かあるのかなっていうところを石川さんに伺いたいなと思っております。

2030年にも始まるっていうふうには言ってますけど、正直業界的には6Gってどうしたら良いんだろうってみんなで悩んでいる段階でしかないのかなっていうところだと思います。

ミリよりももっと高い周波数帯を使って通信しましょうっていう風に言われてますけども、現状のミリ波と呼ばれている周波数帯でもそんなにエリアも広がってない。さらには前に人が立っちゃうと電波繋がんないよねとかって言われてる中で、そのさらに上ってテラヘルツとかって言われたりするんですけど、そういったもので「何ができるんじゃいな」っていうところで、技術を一生懸命開発はしているけどどうやって使っていいかみんな首をかしげているみたいな感じだったりもします。

っていう中で今一番「じゃあ6Gって言っちゃえばいいんじゃね?」っていう風なことを言われてるのが、衛星周りっていうところで。

衛星とスマホの直接通信とか衛星を経由して飛行機の中で通信するとかっていうのも6Gに入れようって言ってますけども、ただ既にStarlinkが実用化がどんどん進んでいる。飛行機の中での高速通信も今もう一部の航空会社で実現してますし、スマホの直接通信も日本ではKDDIがやってるという感じなので、だいぶ6Gって言われてるものの先取りはもう始まっちゃってるというとこだったりもするかなって感じですね。

これってそのジェネレーションに含まれるものは、一つの技術ではなくていろんな技術を総称して5Gとか6Gっていう風に呼んでいるということでしょうか?

そうですね。携帯電話のネットワークって普通の電話のネットワークと何が違うかって言うと、主には無線系のローカル・エリア・ネットワーク「LAN」ていうものと、伝送って呼ばれる「光でビルを繋ぎながら物理的な線で運ぶ」っていうことをやって、その先に交換機とかサーバーみたいなものがあるっていう。大まかにこういうとこになっていて。

この全体のネットワークで構成されるものを、一応このジェネレーションで定義をしていくってことをやってます。

やっぱりフューチャー今までされてたのが無線のところだったので、ここをどんだけ速くするかっていうのがテラヘルツ帯を使いましょうとかっていうのが来るんですけど、なかなか光伝送のところだったりとか、交換機のところっていうのは革新がなくてですね。

それが新しい技術がなかなか進んでいないということですか。

進んでいかないっていうことですね。一個言われてることがあって、6GではAIがネットワークに組み込まれるっていうのがあります。

標準化上で何をやれてるかっていうと、例えば交換機の横にAIのサーバーを置きましょう。DAFとかNDAFっていうものがあるんですけど、そういうものを置きましょうって議論があって。

そういうことをやることによって、混み合ってきたらうまいこと調整をするようなことを今までは人がオペレーションしないといけなかったものをネットワークが自律的に動けるようにしましょう、みたいなものを入れてもっと快適に使えるようにしましょうみたいなものがあるはあるんですけど、ついにその装置そのものの進化ではなくて装置の横にAIをくっつけてしまえみたいな感じになってきちゃってる。

今ネットワークの進化ってものが頭打ちになりつつあるというのが6Gで浮き上がってきたかなという気がします。

それぞれのパーツというかその業界によって進化のスピードが揃っているとは限らないっていうことなんですね。

昔は3Gの頃とかっていうのがこの技術を導入したらジェネレーション変わりますよって明確な進化があったんですけど、やはり4Gから5Gにかけての段階ではやや力業になったというか。

じゃあ周波数の帯域、道幅が広がったらもう5Gだみたいな言い方になってたりもするので、5Gから6Gはどうしたらいいんだっていうところでみんな悩んでるので、5Gから6Gというよりも5GからAIのネットワークみたいな感じで起動修正を図ろうとしてる人たちもいるのかなというところはありますね。

新時代の方向がどっちに行くのかっていうのは実はまだそんなに定まっていないということですかね。

でももちろん、期待できる環境になるということではあるんですよね?

もっと速くはなりますし、遅延っていうものがなくなっていくことによって、よく言われるのが例えばゲームとか遠隔にいる人とつなぐだけではなくて、より自分に近いところにあるサーバーと通信をできるようにしてもっと早くもっとリアルタイムにとか、VRとかも仮想体験とかもより現実に近くなるように、より速くより遅延がなくなることによってコンテンツの質を確実に上げていけるかなという気がします。

でもエンタメが中心になりそうかなっていう印象ですかね。

多分この5年ぐらい、2030年の間で変わってくるのはスマホの操作性は確実に変わってくるだろうなと思っていて。

それってネットワーク関係なく、要は今ってアプリケーション一個一個アイコンをタッチして起動してるじゃないですか。それで何かこういうことやったら調べ物をしたらその結果をコピペして別のアプリを貼り付けるみたいなことをしてますけど、多分あんなことしなくなるんだろうなっていう感じがすごいしていて。

全てスマホに話しかけるとそれをやってくれる。個別のアプリを起動するんじゃなくて、全てをAIがまるっとやってくれるみたいな感じになってくるような進化の方向性なんじゃないのかなと。

なのでそういったジェネレーション云々よりも、AIが全てサポートしますっていう進化の未来になっていくんじゃないのかなと思いますね。

6Gは割とAIがキモになりそうかなという形ですね。

携帯・スマホがなかった頃

さてここからはモバイル思い出話のコーナーです。携帯スマホにまつわるエピソードトークをお話ししていこうと思いますが、今日は「繋がらない時代何してた?」です。

もはや携帯スマホに纏わるというよりは、それがなかった時代の話っていうところをちょっと振り返ってみようと思いますが、皆さん覚えていますか?繋がらなかった時のこと。

つい最近まで飛行機乗ったら繋がらんことはないけど遅すぎて使う気にならんみたいな感じだったのが、ここ最近はStarlinkとかのおかげでめちゃくちゃ爆速でインターネットができるになりましたみたいなのがあって。だからついに唯一の心の安息地帯だった空の上がなくなったかみたいな。

皆さんわりと長時間、特に石川さん海外取材などでアメリカに行く時にも長く乗られることあると思いますけれども、機内で繋がる繋がらないで自身の仕事の進み方とか負担って変わりますよね。

太平洋路線とかっていうのはずっと繋がってたりしますけど、やっぱりヨーロッパとかに行くと今ロシアの上空飛べなくて北極回りとか北回りとかするので、そうなると繋がらない時間帯ってまだあったりするんですよね。っていうののストレスもあったりするのでそういった路線に乗ってる時は仕事諦めるという感じになるのかなってね。

私は、デルタ航空ってWi-Fiが必ず付いてますよっていう触れ込みなので、そのつもりで乗ったらこの機材が壊れていて使えませんって言われて、もうこれは寝るしかないなみたいになって、もう慌ててキャリアの電波で本とか映画をダウンロードして慌てて乗ったっていうことが先日ありましたね。

繋がると思って全て予定していたことが、繋がらないとなった瞬間に全て崩れるみたいなのがあると辛いですよね。

15年ぐらい前までって地下鉄もあんまり繋がらなかったんですよ。それこそドコモが繋がりやすいとかそういうこともありました。

スマホも走りだったんですけど、例えばRSSリーダーに読み込んでおいて繋がらない時はそれを読むみたいなことをやってたので、今そういうのを一切やらなくなって。

オフラインモードみたいなものってなくなっちゃったなっていうのが嬉しい反面、縛られてるじゃないですけど、常に繋がる状態になってることによって自分の時間が誰かによって奪われる状態にあるってのが何かなっていうのがあります。

学生の頃にテレビを見たりしても、その情報で自分がどう思ったかっていうのを翌日まで共有できなかったじゃないですか。「このドラマすごかったな」ってなっても仲の良い子であれば例えば本当に宅電に電話をして盛り上がるってこともあったと思いますけど、今はもうSNSでリアルタイムで皆が意見を交換しているっていう形で、ちょっと一晩自分の中で熟成させる時間が昔はあったなって思ったりしました。

今の子供達はドラマを見た次の日に学校で昨日のドラマ面白かったねーとか話すんですかね。

皆さん実況しながら見てたりしますよね。リアルタイムで見ながら、画面とスマホの両方を見て書いてるっていう子達は多いなっていう印象があります。

その方がやっぱ楽しかったりしますから。だからスマホが出てきてリアルタイムでそれぞれに家にいても時間を共有できるっていうのは、非常に楽しい時間でもあったりするかなという気がします。

わりとコロナ渦で大人同士も仕事以外で繋がっても楽しいんだなみたいな経験があったりしますよね。みんなでただ喋るためだけにZoomを繋いだりありましたから。繋がらない時のことと繋がる時のことって、それぞれのメリットデメリットがあるなって。

今繋がらなくなったらちょっと正直怖いですね。

私は地図読めないタイプなので、多分目的地にたどり着けなくなっちゃうなって思います。

待ち合わせを昔は決めてたじゃないですか。携帯電話を持ち出しても決めてた気がするんですけど、スマホぐらいから待ち合わせ場所を決めなくなったというか。

「渋谷で」って言われて「渋谷のどこで?」っていうのありますね。

私15歳のクリスマスの時にデートで駅で待ち合わせをしたんですけど、その時まだ端末をその時付き合ってた人もどちらも持っていなくて、駅前で3時間ぐらい待って会えなくてっていうことありました。

でもそのどちらかが連絡を取ろうとすると家まで一旦帰らないと連絡が取れないので、家に電話してお母さんに伝言してるうちに相手が帰ってきてようやく連絡が取れてもう一回待ち合わせしなおしてっていう、ものすごい不便な時代でしたけど会えた時は嬉しかったです。

よく3時間を待つとかやってましたよね。

しかも何もないですよね。今はモンハンしたりとかなんかしたりとかしながら待てますけど、ほんとただ立ってただけですからね。

それが許された時代ですもんね。

そういう意味ではゆとりというか余裕というか、時間の概念は今と違ってたかなと思いますし、メッセージで今来たものを開けたら返事しなきゃいけないっていう、既読がやっぱりお仕事でもあるじゃないですか。いかに早く返すかとか。逆にちょっと時間を待ってから返すっていう。そういう概念もなかったですもんね。

本当にスマホって人を幸せにしてるのかっていうのはちょっと考えちゃいますよね。

でも繋がれるっていう意味では幸せな瞬間は増えてる気が。

全体で言えば絶対幸せになってると思うんですよ。でも時々つながらないぐらいがちょうど良かったかなという。

時々自分で良くないなと思うのが、他の仕事をしながらスマートフォンに届いた連絡の方が気になってしまってトラブルが起きてたりとか、急に校了前に何かあった?みたいなことがあるとどうしても気持ちがそっちに取られてしまって集中できないみたいなこともあるので、ながら仕事は増えちゃったなって思いますね。なんとなくそこはちょっとメリハリをつけるように自分で変えればいいのかもしれないですけど。

なかなか変わんないですね。

本当は一個一個しっかり処理して終わらせてから今の仕事に集中できるっていうところが大事かなとは思います。今の新しい世代の皆さんは繋がらなかった時代というのを多分経験されてないと思うのでちょっと想像してみるっていうか。

若者たちにぜひ教えてもらいたいですね。

エンディングトーク

Mobile Tech Lab。今日もお別れの時間となりました。北さん石川さん、今日の放送いかがでしたか?

前回5Gの話をして今日6Gの話をして、やっぱり6Gの未来の部分が石川さんでもってしてもまだこう…、やっぱりそういう状況なんだなっていうのがわかったのが、何回か放送を経て1年後ぐらいに6Gのビジョンが見えてたらいいなと思うので、一回答え合わせしたいですね。

5Gですらいろいろ携帯電話会社の人達はどうやって儲けたらいいんだって言ってるぐらいなので、なかなか6Gでも儲けるネタっていうのは探すの大変なんだろうなっていうのは、改めて感じているというところですね

ラジオで放送した楽曲

楽園ベイベー / RIP SLYME

あの微笑みを忘れないで / ZARD