スマートウォッチって何に使うの?Apple Watchユーザーの生の声を聞きました|モバテク vol.033

石川温・弓月ひろみ・北真也がお届けする「モバテク」、2025年11月16日にBAYFM78で放送された第33回のアーカイブです。

Apple Watchユーザーである3人にスマートウォッチについて伺いました。

オープニング

だんだん寒くなってきましたけれども皆さん。日頃の防寒対策はどうされてますか?

防寒対策と言われても。特に。

ダウンを着るとか。

あと歩くとか。

健康的でいいですね。北さんは?

僕、実はめちゃくちゃ暑がりなんですよ。だから寒さにものすごく強くて。なので、だいたいコートは雪が降るぐらいじゃないと着ないみたいな。

私は結構寒がりなのでもうレッグウォーマーと、あと家では電気毛布を導入していて。やっぱり普通に暖房だと乾燥しちゃうんで、電気毛布の上でもう寝てます。

本当に入眠までのスピードが速くなるんですけど、デメリットは起きにくくなること。お布団出たくないってなっちゃうので、それはね、ちょっと厳しいなと思っております。

Apple Watchなどのスマートウォッチ

さてこの番組では、最新のモバイルテクノロジーを学んでいくということで、みんなで持ち寄った今注目すべきモバイルテクノロジーをご紹介しています。

今日のテーマですが「スマートウォッチ」。最近の1強といえばApple Watchなのかなと思いますが、最近のスマートウォッチ状況いかがでしょうか?

スマートウォッチが世に出た時、もう10年ぐらい前ですけど、スマホの次はウェアラブルだって散々言われていて、いろんなメーカーが参入したというところがあります。

で、Apple自身はそういったスマートウォッチではやや後発だったんですけども、この10年間ずっと頑張り続けてきた、っていうのが一番大きいのかなと。それで生き残って1強になった。他のメーカーは若干ぶれたりもしていたんですけども、Appleは頑張り続けたというのがあります。

ただAppleも一番最初に出したApple Watchって、結構コンセプト微妙で、それこそ金を使って200万・300万のApple Watch Editionというのがあって。日本だったら新宿の伊勢丹に専用のコーナーをわざわざ設けて、どちらかというと本当に時計の世界観、要は高級時計の世界観でブランドとして選んでもらう、自分がちょっとお金持ちになったから高いものを買おうかなっていう時にApple Watchを選んでもらうというのが最初のコンセプトでしたけども、若干外したというか、滑った。

さすがに我々からすると、そんな1年とか2年で陳腐化するようなテクノロジーのものに対して200万300万ってあり得なくない?みたいなのがあった中で、Appleとしてはそうではなくて、むしろヘルスケア・健康系に振ったっていうのが大きかったのかなと。

それによって付けてる人からすると、ずっと運動量とかいろんなものが測れるというところで、Apple Watchが支持された面もあるのかなという気がしますね。

Apple Watchも最初の方は動的な、動く人のデータを取るっていうところから、最近では動かなくても取れるデータの方に少しずつ進化しているような感じもありますね。

北さんはずっとApple Watch使ってらっしゃいますね。

もう多分初代からずっと使ってるんですけど、僕は元々ライフハックっていう界隈にいた人間なので、ライフログが大好きなんですよ。

いろんなライフログがこれで取れるっていうので喜び勇んでアプリを入れまくってるんですけど、結局睡眠時間と運動しかヘルスケアに残ってないんです。

でもやっぱりライフログをいっぱい取れるっていうのが最初はすごい楽しかったですね。

Apple Watch以外のスマートウォッチ

データがたくさん取れるっていうところが、皆さんのスマートウォッチの初めての体験だったと思いますが、例えばXiaomiだとMi Bandがすごく手軽に購入できるというところで、Apple Watchまでちょっと手が届かない人でも結構購入してた印象がありますが。

スマートバンドに近いですけども、あの辺というのはね、それこそ数千円で買えるというところが大きいのかなと。結局スマートバンドと呼ばれる細いタイプのものも、スマートウォッチ、時計タイプのものも、やれることは一緒じゃんみたいな。基本的には時計じゃんていう。時間が見れて便利じゃんっていう。

その上でスマートウォッチは通知系とかが充実してるというのがあったりもする中で、Xiaomiは日本ではMi Bandが非常に安いというところで大量に売れて、かなり認知度が上がったというところは大きいんじゃないのかなと思いますね。

私もApple Watchと併用して使おうかなと。あと台湾版はNFCが入ってるとか、そういうのを聞くと、ちょっと+αで買ってもいいかななんて思えるぐらいの手頃な値段ですよね。

あとはSamsungやGoogleのスマートウォッチはどうでしょうか?

彼らも結構迷走していたところはあったのかなと。どうしてもApple対抗でSamsung頑張ってましたけど、いまいち上手くいかないというところもあった。

そこでGoogleとSamsungとしてはOSを統合すると言いますか、一緒になることによって一緒に頑張っていきましょうという感じになっていたりもします。GoogleはPixel Watchを出して自社ブランドでやってますし、SamsungはずっとGalaxy Watchやってる。

とはいえAppleに比べると、まだ一貫性がないと言いますか、充電のし方がコロコロ変わったりということもあったりするので。

それはちょっと困っちゃうんですよね。後ろで充電する式だったのが突然横になったり。ユーザーとしては「ちょっとなあ…」って思うことありますね。

あとね、SamsungもGoogleもHUAWEIもそうですけども、彼らって時計を意識してるというか本体が丸いんですよね。で、丸いと何が不都合かっていうと、あんまりテキスト情報を表示できないんですよ。

Apple Watchが一番最初に出た時、担当の人に「なぜ四角なのか?」と聞いたら「テキスト表示がしやすいから。メールとかが見やすいからあえてこの形にしてるんだ」と言っていて、四角をずっと変えていないというところも、Appleの一貫性の強さなのかなと思いますね。

北さんは結構、Apple Watchでテキスト見ることありますか?

通知来て、LINEちょろっと読めるとか、便利だなと思って。

見出しが見れると緊急対応が必要なものなのかそうじゃないのかって、結構大事ですよね。

Gmailとかで来たら一応ちょっとタイトルとか見えるので、その辺は便利だなと思いながら。

Apple Watchのセルラー通信

スマートウォッチといえば通信している端末ということで、今セルラーも使えるようになってますが、これは技術的にはどういうものなんでしょうか?

元々iPhoneというかスマートフォンとペアリングして使う前提だったので、一緒じゃないと使えない機能が多かったのが、スタンドアローンで使えるようになったのが一番大きなポイントです。

スマホがなくてもランニングに行ける、スマホがなくても一応これで電話は取れます、みたいなところが便利は便利なのかなと。

各社いろいろなプランがあって、自分の通信プランにプラス数百円とかで使えるようになりますけど、セルラーの、使ってますか?

自分、仕事柄セルラーモデルを買い、ワンナンバー的な「iPhoneの電話番号と同じものがこっちでも使えるって契約」をずっとしてますけど、まあなかなか使わないかなっていうのが正直なところですね。

ランニング行く時もiPhone持って行っちゃうんですよね。何となくちょっとこれだけで出るのが心もとなくてっていうのはありますけど、でも万が一これだけでどこかで事故に遭ったりとかしても、ちゃんとセルラーになってればいいこともあるんですよね。

そうですね。一応「転倒しましたよ」とかってのを検知して送ってくれるので。電話もできますしね。

HUAWEIのスマートウォッチ

今HUAWEIとかも、スマートウォッチで木村拓哉さんをCMに起用して殴り込みという感じで展開を始めてますけれども、HUAWEIについてはどうでしょうか?

HUAWEIは本来であればスマートフォンで1位取れる位置にいたんですけど、トランプ政権の一次の時に禁輸措置になってしまい、GoogleのAndroidのストアが使えない、チップも使えないとなった。

そこで活路を見出したのがWatchで、今日本でもめちゃくちゃWatch頑張っていて、評価されてるのがゴルフ機能をめちゃめちゃ強化していて。ゴルフする人はコース上で自分がどこにいるか、打ったショットのボールの軌跡が分かる、スコアをつけられたり、全国のゴルフ場データも入っていたりして、家電量販店だけでなくゴルフ専門店でもHUAWEIのWatchが売られている状況です。

日本での成功が大きくて、多分予算もいっぱいあるからキムタクを採用したんじゃないのかなという気はしますね。

BtoBの展開もあるみたいですよね。ゴルフ場の職員の方に配布して、位置の把握や、離れた位置での健康トラブル時に管理者へ通知が行くようにするなどで使ってるそうです。大量導入がしやすいのは強いですね。

暑い時期には熱中症対策的なことっていうのもできたりもします。やっぱりスマートウォッチの魅力は、体の状況を常にチェックできているというのは非常に大きいのかなというふうに思います。

でね、Appleがよくアピールしてるのは心房細動と呼ばれる状況がApple Watchをつけてると通知が来るというので。それでお医者さんのとこに行って治療するとか薬投与してもらうとか手術するということもあったりもしますし。

あと寝ている時には無呼吸症候群の確認ができるというか通知が来ると。自分も実際それが通知来たんですけど。

あっ、来ましたか。

常に自分の体の状況をチェックしてくれている存在は大きいと思いますね。

よく使うApple Watchの機能

北さんは普段一番使っているWatchの機能って何がありますか?

圧倒的にアクティビティですね。散歩もするしジムでトレーニングする時もずっと記録しているので。リングが完成するのを目標に日々生きてるようなもんです。

トラッカーは3色。スタンド、カロリーの消費、フィットネス──アクティビティですね。それが1日の規定量をクリアするとスタンプラリーみたいにもらえる、という。

あれができてから、もう毎日毎日それを閉じすのに執念を燃やしてます。

私は7人ぐらいの友達とアクティビティの共有をしていて、みんなで運動をしようという感じで使ってます。

例えば先週来てくれたリンクマンが「これを終わりました」と来たら「今2キロ歩いたんだな」とか、g.O.R.iさんが筋トレしてたら「めっちゃ筋トレしてるな」とか。

完全なリアルタイムではないですが、通知を許可していれば活動が分かるし、戦うことができるので、今週はウォーキング頑張りたいって時は女子同士で共有して頑張って歩こうとか、数字を見て「全然私より歩いてる、頑張ろう」とか、そういう共有も楽しいですね。

ただ、自分もめっちゃやってるんですけど、海外に行くと時差で得したり損したりするんですよ。アメリカに行った日は36時間ぐらいになるのでいいんですけど、帰ってくると1日がぐっと短くなって「足りないじゃん」みたいな。1日12時間立ちなさいって目標なんですけど、12時間足りないじゃん、ってなる。

そこはちょっと時差を考慮したものにしてほしいですね。

Appleの人にも言ったんですけど、さっぱり理解されなかったですね。

実際にずっと移動しないと分からないことかもしれませんけど。Appleの本社にはフィットネスセンターがあって、社員がApple Watchを付けた状態で記録を取ったりしてるそうですね。

個人的には、Apple Watchを付けている人の方が寿命伸びるんじゃないかなという気がちょっとしています。。

心肺機能の平均値みたいなものがスコアで出てくると思うんですけど、私のお友達も平均より下とか低いっていう状態がすごくずっと続いてたので、病院にそのデータを見せたら「これはすぐ検査した方がいいですよ」っていうことで手術になったということがあり。

それにもし気付かなかったらもしかしたら何らかの大きいトラブルになってた可能性があるっていうところで、結構最近はお医者さんに持っていくとお医者さんがデータを一緒に見てくれるっていうところも増えてるみたいですね。

Apple Watch外来みたいなものもできていて、データはPDFに出力して持っていくのが良いそうです。

Apple Watchだけじゃなくてスマートウォッチ外来というか、どのスマートウォッチでもデータを取っていれば未来の健康につながるよっていう動きは今後も増えそうですね。

新しいOSになってくると、血圧の傾向とかもできたりするので、取れることはどんどん広がっていくんじゃないかなと思います。

血圧はまだちょっと取るのが難しいのか。オムロンさんとかがスマートウォッチで出したりしてますけど。

ただHUAWEIはD2っていうやつで、ベルト部分が膨らんで取れるようになったりもするので、ほんと血圧計のちっちゃい版なんですけど、そういったものもどんどん製品化されていくと思います。

やっぱり膨らまないとダメなんですね、血圧計。そうなるとバンドの部分が膨らむしか方法ないですもんね。でもそれで家で手軽にデータが取れて健康につながるなら、スマートウォッチは家族みんなに持ってほしいなという気持ちになりますね。

エンディング

Mobile Tech Lab。そろそろお別れの時間となりました。石川さん、北さん、今日の放送いかがでしたか?

そうですね。Apple Watchなりスマートウォッチ、非常にいいんですけども、ただやっぱりバッテリーの充電がね。HUAWEIとかは数日間、10日ぐらい持つんですけど、Apple Watchは2日ぐらいだったりするので、そこを改善してほしいなと改めて思いましたね。

そうですね。北さんいかがでしたか?

ちょっと話しそびれたんですけど、5GがApple Watchに入ったじゃないですか。その感想を石川さんにキャッチアップしておきたいなと。どうでした?

いや、特にメリットないっていう感じかなと思いますね。

そうですよね。ネットワーク屋的にはMIoTっていうやつが入ってるはずなんで、何か未来が来るのかなと思ったんですけど、そうでもなかったらしいです。

今のところはまだかもしれませんね。