石川温・弓月ひろみ・北真也がお届けする「モバテク」。2026年3月22日に放送された第51回のアーカイブです。
今週は「モバイル春商戦」をテーマに、Galaxy S26やLeitzphoneなどの実機を見せながら話しました。
目次
オープニング
さて3月20日は春分の日でしたが、お二人が春を感じるモノ・コトは何でしょうか?
やっぱり花粉ですかね?
大変な方の春ですね。
やっぱりそれが一番つらいなって感じですね。
北さんは?
やっぱりお花見といいますか、桜が咲けば春を感じますね。
私は桜餅に春を感じるんですが、すごく好きなのでこの時期は毎日1個ぐらい食べて、利き桜餅をしたりしています。
モバイル春商戦
さてこの番組では最新のモバイルテクノロジーを学んでいくということで、私たちが持ち寄った今注目すべきモバイルテクノロジーをご紹介していきます。本日のテーマを石川さんお願いします。
はい「モバイル春商戦」になります。携帯業界・スマホ業界は、3月が最も忙しい。正確に言うと年に2回忙しいタイミングがありまして。一つは9月のiPhoneのタイミング。もう一つがこの春商戦というふうに言われています。
やはり新生活が4月から始まるということで、このタイミングでスマホを買い替えようとか、あとは子供が買い替えるんだったら家族も買い換えようかなというところの市場が盛り上がるので、だったらこのタイミングで新製品を出しましょうという各メーカーが殺到していて、この春大量に新製品が出てるということがあるので。
一部新製品を今日はこちらのスタジオに持ち込んで、いろいろとお話できたらなと思います。
Galaxy S26シリーズ
すごいですね、新製品が揃っておりますが、主にどんな端末があるんでしょうか?
まず、今年の春商戦のハイエンドでの注目は、Galaxy S26シリーズになるのかなというふうに思います。
Galaxyは今回発表会で、これからはAI OSになっていくんだという話をしています。ユーザーのことを先回りして情報を提供してくれるという話になっているのですが、実際いろいろ使ってみないことには分からないというところが正直なところだと思います。
で、今回AIとは別に注目機能があって、S26 Ultraだけに搭載されている「プライバシーディスプレイ」というものになります。スマホって実際に使ってみて、満員電車とか人が周りにいっぱいいる時に、結構横からチラチラ見られるの嫌だなということがあると思います。
今回のGalaxy S26 Ultraは、プライバシーディスプレイというモードが存在していて、横から覗き見されないような仕組みになっています。
上からメニューを出して、プライバシーディスプレイというモードをオンにすると、
ホントだ、すごいですね。本当にプライバシーフィルターをつけてるみたい。
そうですね、一般的にはフィルターを付けたりしますけど、これはディスプレイ自体が光を調節して横から見えないようにするというものになっています。なので電車に乗っている時とかは横から見られないというものになっています。
あとこれ例えばこれ通知とか来るじゃないですか。で、通知見られたくないなという時も当然あると思います。画面全体をプライバシーにするのではなく、通知のところだけ見えなくするという設定もできます。
これすごいですよね。例えば人に写真を見せた時に、「あ、なんか家族からの通知が見えちゃった」といって慌てるなんていうことは結構あるシーンですよね。
やはりねどんなところでもね、あんまり通知見られたくないなというのがあると思うので、正面にいる自分だけは見えるけども横から見えないという仕組みになっているので、結構注目なのかなというところです。これかなり便利というか人気の機能になりそうなので。
で、しかもこれSamsungディスプレイっていう会社が作っているという技術で、取材をすると、Galaxyを作っているモバイル部門がこんな技術できないかなってお願いをしてSamsungディスプレイがどうやら製品化したという話で。
MWCでもSamsungディスプレイこれね一生懸命アピールしていて売ろうとしている。なので何年か後のiPhoneとかにも乗ってくる可能性は十分にあるんじゃないのかなと。
ただGalaxyの部隊が元の技術は考えているので、Galaxyの部隊としてはもっと便利でもっと賢いプライバシーディスプレイを作ってくるんじゃないのかなということが考えられるので、この辺の競争もこれから進んでいくんじゃないかなと思います。
やはり電車に乗ったりとか人口密度が多いアジア圏ではショルダーハックと言いますか、後ろから見えちゃいますし、見るつもりがなくてもアカウントが見えてしまうということはありますしね。
移動中に振り込まなきゃいけないっていうときに銀行のデータを見られたくないってこともあると思うので、かなり必須の機能になりそうな予感がしますね。
そうですね、だからアジアの人が盛り上がるかと思えば。自分はサンフランシスコのSamsungの発表会に行きましたけど、アメリカの人も意外と盛り上がっていて。みんな車の中で使うからそんな関係ないじゃんと思いつつも、これは幅広い人に響いてたなって感じですね。
隣にいる人に全部を見られるのは緊張するなとか、そういうのはあるのかもしれませんね。個人情報の宝庫ですからね。
なのでこういったのもね、結構いろいろと流行ってくるんじゃないかなと思いますね。
北さんこのプライバシーディスプレイどうですか?
いや、純粋に技術的にどうやってんねやろが一番気になって。
ねぇ、不思議ですよね。
不思議ですよね。
物理でフィルムを貼るなんてことは、私たちの感覚ではありますけれども、光を調整する…。
ディスプレイ上で光を広がるんじゃなくて、上だけに飛ばすようにすることによって。
指向性をかけてるってことですよね。
隣にいる人には光が届かないようにする、みたいなことですね。
っていう仕組みになっているって感じですね。
向きを変えてるのか、ガラスフィルム側に何かがあるのかとか、どうやってやってんねやろなっていうのが。
光っているところに筒みたいなのがかぶさってくるようになっていて。そうすることで横から漏れる光を防止しているっていう感じですね。
それが今のSamsung Galaxy S26の注目機能と。
Leitzphone
その他にはどんな春商戦の端末がありますか?
XiaomiのLeitzphoneというものになっていて、XiaomiはノーマルではXiaomi 17 Ultraという商品を出しています。その派生モデルとして、ドイツの老舗のカメラメーカーであるLeicaとタッグを組んで、Leitzphoneというものを出しています。
これね日本ではLeitzphone、実は3世代に渡ってシャープが作っていたんですけども、今回からパートナーがXiaomiに変わってしまい、日本のユーザーとしてはかなりがっかり感もあるんですけれども。
ただLeicaの人に話を聞くと、やはりねグローバルで売っていきたいというところがあるので、Xiaomiと組んだという感じになっています。
これあれですよね、弓月さんもお買いになられたと。
発表でも拝見したんですけれども、ちょうど実はこれの中国版、先に出ていたバージョンというか、若干バージョンが違うんですけれども、ほぼ近いものを一緒に行っていたライターの方が持っていて。
で、たくさん写真を撮ってくださったんですね。それを見てたらやっぱりいいなってなったのと、写真を撮る体験というか、フォトウォークの楽しさじゃないんですけど、ちょっと日常のものとは違う、カメラを手に入れる感覚というのがすごくあって。
「あ、欲しいな」と思ったんで、Leicaショップに行って、その日東京にあった1台だけの在庫を買いました。
そうだから自分もずっと、XiaomiのUltraシリーズを3年ぐらい使っていて。記者会見とかでバンバン写真を撮っても綺麗に撮れるし。
そもそもこれね、1インチのセンサーを積んでいるので、めっちゃ綺麗なんですよ。普通はもっと小さいセンサーなんですけど。
今回Leitzphoneに関しては、カメラの部分のリングが回るというものになっているので、ズームしたりとか、露出を変えたりとか、自分の好きな機能を設定して変えられるというものになっています。
あとオプションとしてフォトグラフィーキットというのも、早く買うと付いてくるので、それでグリップを付けてより本格的に写真を撮りやすいというものになっています。
これまでのUltraシリーズと何が違うんですか?それとも同じ?
ベースは一緒なんですけども、こちらはLeicaデザイン。LeitzphoneはLeicaデザインで、Leicaの色味といいますか、Leicaらしい写真が撮れるようなモードも入っているというものになってますね。
今回は2モデルあるんですか?XiaomiとしてのやつとLeicaとしてっていう。
で、Leitzphoneはどうやらあんまり流通数が少ないらしい。
プレミアが付いちゃう。
しかもね値段の差が、5万円ぐらいあるということなんですよ。
結構な散財だなって思いながら。25万円。
Leitzphoneはね、25万円する。
元々高いやつがさらに高くなってるわけですね。
ただこれねLeicaって、本来カメラとしては高いメーカーだったりもしますし、それが25万円で買えるというふうに頭をバグらせるのが一つと、あとこれ早いタイミングで買わないと後で後悔するかなっていうのがね。
同じように思いました。たぶん増産も無いでしょうし、と思いまして、慌てて買いました。
知り合いは17 Ultra買って、やっぱLeitzphoneにすれば良かったなって後悔してる人もいるので。
ただ、例えばカメラの展示会、CP+などでも、今スマートフォンでの写真を撮ることと、一眼レフなりミラーレスなりの距離がすごく近くなってきている中で、どういった手法で訴求していけばいいのかというのは、結構課題になってるかなと思うんですよね。
その中でやっぱりこのLeitzphoneは、スマホなんだけれどもカメラが主軸という見せ方なのかなと思います。
ちなみにこのLeitzphoneって、僕Xiaomi 14 Ultra使ってるんですけど、と比べた時に、どれほど良くなってるのかっていうのを、多分今まで使ってきた人たちが、多分そろそろ3世代なので、買い換えたいと思う人も多いんじゃないかなと思うので、どれほど凄くなってるのかを知りたいなっていう。
やっぱりこれ光学ズームが入っているので、そういったズームに関しては絶対こっちの方が上ですし、あとセンサーサイズ自体も大きいので、解像度も非常にiPhoneに比べて高いんじゃないのかなというふうに思います。
画質も良くなって更に、Leicaの持つエモみといいますか?ちょっとエモーショナルなところが、凄く写真を撮りながらも楽しめるっていう。
もっとLeica色が出てきてるっていうことですね。
そんな気がしますね。
iPhone 17e
そして他にどんなものがありますでしょうか?
各Androidスマートフォン陣営がハイエンドを出してる中。
Appleは、iPhone 17eと呼ばれる商品を出してきています。こちらは10万円を切るモデルになっていて、幅広い層を取っていくというものになっています。
去年ねiPhone 16eが登場していて。白と黒だけだったのが、今回はピンクが登場してきています。
可愛い色ですよね。
結構ピンクって、200種類ぐらいあるという風に言われていて。
ちょっとアンミカさん的にね。
業界的には難しい色らしいんですよ。ウケるピンクって結構難しいらしくて。やはり淡いピンクで上品で、この素材にも合ってるというところでいうとね、いい色を出してきたなと感じますよね。
Appleの出すピンク。最近の特にiPhoneは、割と日本の色に近いというか、これも桜のイメージにすごく近いなという気がします。
春商戦で新生活でこのタイミングで桜にかなり近いピンクを出してきたっていうのは、たまたまなのかもしれませんが、Apple非常にうまいなと。
実際に担当者に話を聞くと、「なんとか日本の春に間に合わせました」って言い方をしてたので、まぁ後から言ってるのかもしれないですけど、非常に日本のことを意識しているのは明らかなのかなっていう感じですね。
そもそもこの春商戦という考え方で言うと、例えば学生さんが新たにステージを変える時に買うっていうことであったりとか、初めてスマートフォンを持つ人達のお買い物っていうところがあると思うんですけれども、この3月になってるのはやっぱり学校の切り替えとなると、日本が中心になりますもんね。
そうですね、なのでやはり日本をかなり意識している。しかも安い端末と、最新のチップが乗ってるというところは、非常に大きいんじゃないかなと思いますね。
中身はもう完全にiPhone 17と変わらないですか?
そうですね、チップに関しては最新の世代が載っているというところだったりもしますし、秋に最新モデルが登場し、半年待つとその同じチップが載った廉価版が出てくるってことになってくると「はて?いつ買ったらいいんだろうか」っていうね。
よりわからなくなりますね。
このサイクルを分かってる人からすると悩ましいなと思いますね。
あとMagSafeも搭載になったんですよね。
そうですね、なので充電しやすいとか、車の横に付けて置いて画面を見るってことも可能になってきますね。
石川さん的にはこのハイエンドvs手に入りやすい価格のいわゆる廉価版と呼ばれるようなもの、今後主軸になるのってどちらだと思われますか?
いやもう本当にエントリーモデルが、今後中心になっていくんじゃないのかなと。なかなかやっぱりハイエンド、買いづらいじゃないですか?今20万超えるのが当たり前で、さらには円安基調。で、メモリも上がってるっていうとこで言うと、まあハイエンド。確かに魅力的な機能満載なんですけど、買える人は限られてくる。
一方で幅広い人が買えるiPhoneなりあとPixel 10aというのもあったりもするので、まああの辺がね普及価格帯として売れていくだろうと。
やっぱAppleが強いのは、こんだけ円安だメモリが高騰してるだって言っているにもかかわらず99,800円という価格を維持している。しかも去年のモデルに比べてメモリの数が倍になってると、ストレージが倍になっているというところだったりもしますし。
あとAppleは今回、MacBook Neo。外国人風にいうと、「マックブックニーオ」になるんですけど、あれも99,800円。
で、実際に使ってみると結構使えるっていうものになってるので、やはりAppleってソフトウェア・ハードウェア、さらにチップを全て自分たちでやってる強みが、こういったコスパのいい端末ラインナップになっているのかな、っていう気がしますね。
さらに価格で言うと、ドルだと599ドルであったりとか、本来日本の円がもうちょっと強ければもっと安く買えるものだという風に考えると、強い会社だなっていうのをしみじみ感じますね。
エントリーがやっぱり10万円近いっていうのも大変な時代ですよね。
ただパソコンであってもスマートフォンであっても、すごく買える値段の層というかラインナップが増えてきたなという気はしますね。高いものから安いものまでと。
Nothing Phone (4a)
あとはAppleの発表会と同じように、Nothingの新しい端末も出ていましたね。
そうですね、MWCでも展示されてましたし、その後にはロンドンでも発表があったということなので、おそらく日本でも早晩発表あるんじゃないのかなという感じだと思います。やはりデザイン的にNothing非常にかっこよくて尖ってたりもするので、あれはあれでも注目かなと思いますね。
ちょっと今までに飽きた人が、外見の方を優先するようになるのか、Xiaomiのようなカメラを優先して選ぶようになるのかというのは、ちょっと昔のミラーレスの選び方みたいな形になってきてるような気がしますよね。
まぁそれぞれね、やっぱり個性もありますし。で、そんな中ね、自分が何を優先するのかというところではね、選びやすくなってるんじゃないのかなと思いますね。
北さんは気になる1台ありましたか?
いやーやっぱり、Galaxyのプライバシーモードというか、フィルターみたいなやつがいいですね。
ちょっと今後もいろいろな新しい端末を追いかけていこうと思います。
エンディング
Mobile Tech Lab。そろそろお別れの時間となりました。石川さん北さん今日の放送いかがでしたか?
そうですね、春の新商品も紹介できて良かったなと思っています。やはりねスマホ買い替えるとねちょっとテンション上がりますので、ちょっとね検討していただけたらなと思います。
北さんいかがでしたか?
今、絶賛LeicaのLeitzphoneを買おうかどうかで悩み中なので。
ちょっと早めに買わないと、フォトグラフィーキットがついてこないということで、この後ポチっちゃうかもしれないですね。
じゃあすぐポチりましょう。
