石川温・弓月ひろみ・北真也がお届けする「モバテク」。2026年10月4日に放送された第79回のアーカイブです。前々回と前回は石川温さんがAppleの現地から速報レポートをお届けしていただきましたが、帰国後の石川さんを交えてiPhone Duoについてみんなで話しました。
目次
オープニング
こんばんは、番組パーソナリティの弓月ひろみです。Mobile Tech Lab。この番組は最新のモバイルテクノロジーを学びながら、これからの生活をちょっと豊かにできたらという番組です。みなさんもこんな未来になったらいいなを一緒に考えていきましょう。
そして今夜も私と一緒に番組を進めてくださるのはこのお二人です。
こんばんは、スマホケータイジャーナリストの石川温です。
こんばんは、INNOMO代表の北真也です。
石川さんおかえりなさい。
おかえりなさい。
ただいまです。
安心感がありますね。石川さん今回は現地で何か美味しいものを食べましたか?
Appleのイベントに行く際は、結構通ってるところがありまして。それが某有名IT企業に勤めている日本人のおうちで、やっぱりなぜか日本人であってもアメリカに住むとやっぱり肉にこだわるようで、もうむちゃくちゃ毎回毎回すごい肉焼いてくれるんですよ。
ただそれ以外にも出てくるんですけど、今回は中華を結構作ってくれて。麻婆豆腐とか空芯菜のニンニク炒めとかよだれ鶏とか。そんなのがいっぱい出てきましたね、またこれが美味しいんですよ。
私もよく存じ上げておりますが、すごい食へのこだわりがある方で、素晴らしいホームパーティーをやってくださるんですよね。
ビールサーバーがあって。
羨ましい。
パスタをね、なんかこうやる機械とかあって。
っていう感じで、本当に美味しくいただきました。
ホームパーティーの話題ということでした。
iPhone Duo実機の印象
さてこの番組では、最新のモバイルテクノロジーを学んでいくということで、私たちが持ち寄った今注目すべき、モバイルテクノロジーをご紹介していきます。本日のテーマを石川さんお願いします。
本日のテーマは「深掘りiPhone Duo」です。
iPhone Duo、現地で見た勢はどうでしたか?テンション高いなっていう感じはしたんですけれども。
やはりテンション高くならざるを得ないかなというところで、散々噂になっていて、形も全てインターネットで出て。
ほぼほぼね、まんまかなって感じではありました。
実際にまんまだったんですけど。とはいえ実物を見るとやっぱりAppleらしいなっていうところは非常に感じる。これまでも散々Androidの折りたたみ、Fold触ってきましたけど、別次元な感じというのはあったかなと思いますね。
私も先日Appleショーケースというイベントで実物触らせていただいたんですけど、あたかも昔からあったかのような完成度というか。それが最初の機種っていう感じではない、すごくナチュラルに受け入れやすい、見た目・触り心地だったなと感じました。
現地の反応というか発表になった時は、タッチ&トライみたいなコーナーありますけれども、ジャーナリスト陣の反応はいかがでしたか?
やはりみんな興奮している感じは非常にしましたが、ただ一方で「これってもうSamsungやってるけど」ってことに対しても、おおすげえみたいな反応があったりもして。
Apple製品しか見ていない人っていうのもやっぱり少なからずいて、これがねAppleが全て革新的なことやってるんだっていうところに関してはちょっと引き気味というか。いやいや他のメーカーも頑張ってるよって。
私も頑張ってずっと見てきたよって。
っていうのがありますね。
iPhone Duoの質感について
北さんどうですか?石川さんに聞いてみたいことありますか?
やっぱり質感というか、Galaxyとかのやつも触ってみた感じ、ちょっとどうしてもプラスチック感があると思うんですけど、だからiPhoneってだいたい質感でいうとアルミというか金属感があるじゃないですか。iPhone Duoもそういった感じですか?
そうですね本当、セラミックシールドになってたりもするので、それなりに頑丈に作られているし、質感も高いものもあるのかなと。で、まあ折りたたみのふわっとした感じというのもあったりもするので、閉じたり開いたりする時のしつらえと言いますか、もいい感じかなと思いますね。
例えばGalaxyとかだと、逆方向に行ったら壊れそうみたいな。
ヒンジの部分とかですかね。
その辺はどうですか?
それは、近いものがあるのかもしれないですね。
機械ですからね。手荒に扱えばどちらも同じ感じにはなるかもですけど、映像で見た時はちょっと折り目見えるかなと思ったんですけど、実物を見たら折り目見えないって思って、なんかあれすごい不思議でしたね。
あれって電気がついた状態、光ってる状態だとより見えにくくなると思うので。しかも今回このマットな仕上げになっている、Nano-textureになっているので、さらに見えにくいところあったりするのかなと。
当然あんまりそういったシーンはないんですけど、バッテリーが落ちている状態だと、一応折り目っていうのは見えるかもしれないなと思いますね。
物理的に折れてますからね。それはそうなるのかなと思いますけれども、でも本当に今北さんの言ってたような、質感というか高級感みたいなものはすごく感じられました。
そりゃね、364,800円、2TBで50何万円。それは高級ですからね。
日本の報道だと一番高い価格で報道されることが多いので、私もいろんなお友達とかに「新しいiPhone57万するんでしょう?」とかって言われたりするんですけど。
ミニマムで36万ちょっとというところですけど、価格に対する反応は現地ではいかがでしたか?
ただそれって、日本はめちゃくちゃ高く感じると思うんですよ。アメリカだと1,999ドルからなので、そう考えると多分感覚としては大分違うんだろうなっていう気がしますね。
時代が時代なら20万円くらいの価格ですもんね。
それだとGalaxy Fold 8とかとそんなに変わらない。
一昔前のハイエンドのスマートフォンと何ら変わらない感じじゃないですか。っていうとこで言うとアメリカの人はそこまで高いとは感じないし、一方でブラジルとか中東は70万80万という値段がついてるので、っていうところで考えるとまだいいのかなっていうところですね。
オイルマネーがすごいです。
考え方によるとね。
たしかに。
実物を見て折りたたみを使いたいという人が、今後増えるかどうかというところをどう思われましたか?
やはり今回報道されて日本に帰ってきて色々な人の話を聞くと、買う買う言ってる人が多かったりもするんですよね。っていうところで言うと、去年すごいiPhone Airいいなと思っていて、iPhone Airを推したにもかかわらず全く売れない状況を見ると、やっぱりだいぶ反応が違うなっていう。
分かりやすいんだろうなっていうところは非常に感じたりもしているので、だから初速は当然いいんじゃないのかなと。Apple好きな人は買うでしょうし。最近のスマートフォン飽きてる人からすると非常に面白いデバイスなので、初速は非常に伸びるだろうと。
ただ早く買わないと、品薄になったらしばらくは入ってこない感じもするので、欲しい人は急いだ方がいいって感じですね。
カメラのパーツだけでもすごい多いですよね。閉じた時と開いた時用にインカメが2つあったりとかっていうのがあるので、普通のiPhoneの3倍ぐらい部材使ってますみたいな。
そう思うとちょっとコスパ良く思えてくるっていう謎のマジックにかかってくるんですけど、でもものづくりが好きな方だったりとか、技術を見てああこれはいいものだって思われる方も多いのかなと、今回の発表会を見て思いました。
やっぱりハードウェア的なところも良くできているし、さらにソフトウェアも良くできてるしっていうところでいうと、やはりそういったものづくりの点において言うと、学ぶべきものが非常に多いかなって気がしますね。
現地からのレポートでも石川さんはハードウェアとソフトウェアのバランスというふうに言ってましたけれども、それは他社のフォルダブルと比較してもそう思われるということですか?
やっぱりそれこそ7年8年同じメーカーのものを使ってきましたけど、歯車がかみ合ってない感を非常にずっと感じていたものなので、それってOS作ってる会社も頑張らなきゃいけなかったし、ハードウェア作ってる会社も頑張らなきゃいけなかったけど、折りたたんだ時・開いた時の操作がちぐはぐだよねって感じでしたので、やっぱりそういったちぐはぐさがないっていうところで言うと、Appleよくやってるなって感じますね。
ただまた今回このiPhone DuoのOSの動きであったりとか、ユーザビリティーを見た上で、また他のフォルダブルも変わってくる可能性は高いですよね。
やっぱりこれって競争なので、っていうとこで言うとだいぶ既存のAndroidメーカーが刺激を受けてるんじゃないのかなと。
実際SNSとかでは、歓迎までいかないまでも、待ってました的なポストをするメーカーもあったりもしますし、あとSamsungとかはオーストラリアにいるティム・クックさんを連れてきて乗り換えたみたいなね。
ちょっとコミカルなSNSバトルみたいなのは発生してますよね。
っていうことをやったりもするので業界全体盛り上がるし、競争も加速するだろうし注目も浴びるだろうなと。今まで折りたたみ興味なかった人も、折りたたみ興味出すだろうし。
こないだちょこっと某メーカーの人に話を聞いたら、「iPhone Duoが出たことによってうちの会社の折りたたみも注目を浴びてメディア露出が増えた」って言ってたりもするので、業界全体でお祭りになってる感じしますね。
そうですよね、例えばテレビで取り上げるにしても、「AppleがiPhone Duoを出しました。一方他社は〜」という報道をするので、実はこういったものがありますよというのを、初めて知る方も多いわけですよね。
だから発表会の終わった直後のテレビ番組とかって、「Appleが折りたたみを発表しました。で、折りたたみスマホってどんなもんでしょう?ここにSamsungのGalaxyがあります。」って言ってGalaxyが紹介されていくっていう。
まあそうなっていきますよね。みなさんどうしてもそうなります。
もうだからSamsungがウハウハで。
今手元にあるパスポートサイズを今。
すぐに買える折りたたみっていうところで、露出がめっちゃ増えたって言ってましたからね。
価格としても初期の価格が14万ちょっとぐらい違いますかね?Galaxyの方が比較的手に入りやすい価格であるので、そういう意味では市場が豊かになっていくのかな、という気はしますけども。
iPhone Duoをキャリアで買う場合
あとは注目のポイントとしては、キャリアでの買い方っていうのもありますよね。この辺りはどうですか?
キャリアでじゃあいくらの値段が付くんだろう?ただ悩ましいのは、あれってキャリアの売り方っていうのは、2年後にいくらで買い取れるかっていうところを設定してから、じゃあ全体的にいくらにするんだ。それで分割していくらにするんだって値段を決めていくので。
この折りたたみスマホ、iPhone Duoが2年後にどれくらいの価値が付くのかっていうところを、各社相当悩んでいるんじゃないですかね?
いわゆる車をローンで買うような形で、3年後に下取りするからこのぐらいの価格の分割でいいですよみたいな風に通すんですけど、ただそれをやると最終的には、元々の金額全部は払わなくていいだろうということになるので、手には入りやすくなりますね。
そうですね分割で、しかもそれで比較的手に入りやすくなりますけど、払うの忘れたりすると逆にどんどん高くなっていくので損するっていう感じになるので、そこは気をつけなきゃいけないなというところですね。
割と各社いくらにするかっていうところで、最初に出た価格からまた割り引いたり、他が出したものから「じゃあうちもみたいな」今ちょうどそういった動きがあるのかなと思うんですが。
iPhone 18 Proの時はまさにそんな状況になっていて、最初にドコモが発表し、その後楽天・au・ソフトバンクが発表したら、ソフトバンクはどうも安かったというところで、翌週になってauが下げてきて戦ってきて、でまたドコモがまたそこで料金変えて価格改定して、またもう一回やってとかってだったりもするので、めちゃくちゃ競争してると言いますか、横を見ながら価格を調整してるっていう感じですね。
量販店の「他の店舗より高かったら安くします」みたいな感じのバトルになってたりしますけど、北さんは買うとしたら…。買うんですよね?
Duoですよね?買います、もちろんです。
どこで買う予定ですか?
いやもう普通にAppleストアで。Appleストアというかオンラインで買おうかなっていう。
オンラインで買う予定。キャリアで買う予定は今のところはないですか?
そうですね、はい。Duoに関してはないと思います。
この価格競争とかを見てどう思われますか?iPhone 18 Proの時の流れですけど。
でもユーザーからしてみれば当然安い方がいいですし、あとはこの高くなってしまった端末を、どうやって買いやすくするかっていう工夫がずっと来ているので、そういう意味ではどこかのキャリアが、すごい創造的な売り方を発明してくれたらいいなとは思って見てます。
基本的には価格を下げてでも契約数を多くしたい、っていうのはどこも同じ感じですよね。で、そんな中でそれで言うと端末をたくさん売ったとしても、キャリアさんはそんなにメリットはないかもしれないっていうことですよね。だけれどもちょっとプランをたくさん使ってくれたらいいなということですね。
結局MNPで契約してくれた人、外から来てくれた人に対しては安くしますよ、という感じになってるので、一番賢いパターンは2年に一回乗り換えていくっていう感じではあるんですけど、最近だと別の会社に行ってしまうと22,000円バックしませんよって、割引しませんよというのがあったりもするので、やめる時。
なるほど、違約金的な?
いや…、乗り換える時に同じキャリアで乗り換えてくれたら、22,000円とりませんよ、だけどここで乗り換えないなら22,000円取りますよみたいな仕組みになってたりもするので、だいぶ考えてやらないといけないかなって思いますね。
今端末の分割払いって、むしろ今囲い込み戦略の新しい形で、元々価格っていうかプランの方で2年縛りをやってたやつを、やめろって総務省に言われてやめてるので、端末をそのキャリアで買うとその分割払いしている間はやめられない、乗り換えられないっていうのがあるので、各社端末で儲けようというよりは、縛りたいっていう感じでやってるっていう感じです。
総務省からはプランだけで縛るのはダメだよ、ってことになったので、端末を付属することによって何とか引き伸ばしをしている。
昔も割賦という買い方ありましたけど、今はまた残価設定みたいな形で、2年経ったら返すからその間はやめられないっていう感じですね。
全然だから端末と料金は別になっているので、全然やめちゃってもいいんだけど、分割払いで払ったキャリアに対しては、当然ものがあるので払い続けないといけないと。という感じになっているので、結局ね、端末と料金分離して、料金プランは別のとこにして、端末だけ元の所で払い続ける人はあまりいないので、結果として囲い込まれてるって感じがします。
石川さんおすすめの買い方
石川さんのおすすめの買い方ってありますか?この後10月16日ですね。予約がスタートしますけれども。
正直言って本当に欲しい人は、やっぱりキャリアは避けた方がいいかなと思っていて。過去自分もキャリアでiPhoneを買ったことありましたけど、来るのが遅いんですよ。予約日に入れても絶対すぐには来ない。平気で1ヶ月2ヶ月待たされたりとか、いつ来るかさっぱりわからなかったりもするので。
それは確保できる数が当日まで分からないとかっていうことなんですかね?
だと思います。だからやっぱりApple最優先で、キャリアにはそんなに回ってきてない感じがすごいするってことですね。
あと偏るじゃないですか。なので、256GBは行けたけど、1TBや2TBはダメだったとか結構そういうのがあって。元々の在庫数がまばらっていうのもあるし、人気が偏るので、そういう時にやっぱり在庫をより多く潤沢に抱えてるAppleの方がそういった当たりを引きやすいというか。ハズレを引かないという言い方がいいかもしれないですね。
石川さん、容量とカラーのおすすめは何ですか?
けどDuoに関してはカラーがもう2色しかないので、もうそれはもう好きな方でいいんじゃないって感じだと思いますね。容量は256GBはもうだいぶ足りなくなってきているんじゃないのかなあ。
256GBのスマートフォンを使ってる人でないと、ちょっと乗り換え難しいですよね。今と同じような使い方ができなくなってしまうので。
自分は去年ケチってメインのAirは256GBにしたんですよ。前の年のデータを見るとそこまで使ってないと思って。だけど実際使い始めた後ぐらいから、要はiPhoneって賢いから容量が自分で足りないと思ったら、結構アプリの本体、使ってないアプリの本体を消すんですよね。
そうなんですよね。圧縮するために。
アイコンだけになるんですよ。で、いざ使おうと思ったら、データがないからそこからダウンロードしてやるんですよ。
久しぶりに行ったお店とかで、ポイントカードがなかなか出なくて、「ちょっとダウンロードしますね」なんてよくありますね。
っていうことが多々あったので、もう256GBは自分を無理だなと思っていて、次は512GBかなと思ってたりして。その上も考えたりもするんですけど、40万超えるとねいろいろと多分ね、会社経営的にはめんどくさいことになるので、40万円以下ぐらいなのかなっていう感じですね。
やっぱり512GBが売れ筋になりそうで、僕も多分512GBを買うんですね。
あと色的にも多分白っぽいものの方が、Appleファンのイメージが強いので、多分白の512GBが一番争奪戦かななんて思ってるんですけど。
それを見越してAppleも数作ってる可能性があったりするじゃないですか、ちゃんと需要を見て。全部同じ数作るとは思えないので、このバランスを取ってるんじゃないですか?
今回2TBが穴場なんじゃないかなみたいな。
じゃあ北さんは2TBを。
いやいやいや、ちょっと勇気いりますよね。
2TB行ってくださいよ、40万超えたらもう。
2TB買わんと。
みなさまiPhone Duo、予約するでしょうか?
エンディング
そろそろお別れの時間となりました。石川さん北さん今日の放送いかがでしたか?
iPhone Duoを買う気持ちは強まってはきたんですけれども、ほんまにどの容量を買うかをすごく悩んでるというところで、まだ答えは出てません。
さっき40万円以下がいいっていう話ありましたけれども、これちょっと説明すると、中小企業・法人とかあと青色申告を行う個人事業主の方に限って、少額減価償却資産の特例というのがありまして、これが30万円から40万円に今引き上げられたんですよね。なのでフリーランスの方とか法人の人は、この40万円以下のものを買いたいなっていうね。
モチベーションが高まるというやつです。
ということで、我々はそうかなと思っているということです。石川さんいかがでしたか?
iPhone Duoに関して言うと、ミリ波に対応しなかったというのが残念だなっていうところもあるので、ミリ波に対応してくれたら喜んで買ったのになってところですね。
じゃ買わないんですか?
買うんですけど。
買うんですよね。でもこれはじゃミリ波が来年何か対応したら、来年も買うっていう。
そういういいきっかけになりますね。
なるほど、これはもういくらお金があっても足りないかなという気がします。
それではまた来週もこの時間にお会いしましょう、お相手はパーソナリティーの弓月ひろみと。
スマホケータイジャーナリストの石川温と。
INNOMOの北真也でした。
それではまた来週。
