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NTN

読み
エヌティーエヌ
英語・正式名称
Non-Terrestrial Network

NTNは、人工衛星やHAPSなど地上以外の通信設備を利用して構成する「非地上系ネットワーク」です。

NTNとは

NTN(エヌティーエヌ)は「Non-Terrestrial Network」の略で、日本語では「非地上系ネットワーク」と呼ばれます。地上に設置した基地局だけでなく、人工衛星やHAPSなど、空や宇宙にある通信設備を利用して構成するネットワークです。

どのような種類がある?

人工衛星を使う方式には、地球に近い軌道を回るLEO、より高いMEO、地上から同じ位置に見えるGEOなどがあります。軌道が低いほど通信距離を短くしやすい一方、広い地域を継続して覆うには多くの衛星が必要になります。成層圏付近を飛行するHAPSもNTNの一種です。

携帯電話網との関係

従来の衛星通信では専用アンテナや専用端末を使うものが中心でしたが、NTNでは携帯電話の通信方式と連携し、スマートフォンやIoT機器を接続するための標準化が進められています。衛星などが端末と直接通信する方式のほか、地上の基地局をインターネットへつなぐ中継回線として使う方式もあります。

どんな場面で役立つ?

山間部、離島、海上、空路など、地上基地局を整備しにくい場所の通信エリアを補完できます。災害で地上ネットワークが停止した際のバックアップや、農業・物流・環境観測に使うIoT機器の接続にも適しています。地上系ネットワークと組み合わせることで、通信が途切れにくい仕組みを作ることも期待されています。

NTN特有の課題

衛星までの距離による遅延、衛星の移動に伴う周波数のずれ、端末の送信電力、空が見える場所の確保など、地上通信とは異なる条件があります。利用できる速度や機能も、衛星の軌道、アンテナ、周波数、サービス方式によって異なります。Starlinkのような衛星インターネットも非地上系通信の一例ですが、すべてのサービスが同じ端末や規格を使うわけではありません。

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出典・確認情報

内容確認日 2026年7月15日

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