停波とは
停波は、基地局や放送局などの無線局が電波の送信を停止することです。携帯電話では、基地局単位で一時的に電波を止める場合と、3Gのような通信方式やサービスの終了に伴って恒久的に電波を止める場合があります。
一時的な停波
基地局の保守、設備交換、障害、安全確認などのため、一部の基地局や周波数だけを一時的に停止することがあります。周辺の基地局で通信を補える場合もありますが、場所や時間帯によっては圏外になったり、通信が混雑したりする可能性があります。
作業が終わって送信を再開すれば、同じサービスを再び利用できます。このような一時停止は、通信サービス全体の終了とは異なります。
サービス終了に伴う停波
古い通信方式の提供を終え、その方式で使っていた電波を恒久的に停止することも停波と呼ばれます。日本では通信事業者が3Gサービスを順次終了し、空いた周波数や設備を4Gや5Gへ移行しています。
NTTドコモのFOMAは2026年3月31日に終了しました。FOMAだけに対応する端末は、停波後に同じネットワークへ接続できません。
サービス終了と停波の違い
サービス終了は、契約、料金、サポートなどを含む提供全体を終えることです。停波は、その中でも電波の送信を止める技術的な動作を指します。両者は同時期に行われることが多いものの、案内の終了日と実際にすべての基地局の電波が止まる瞬間が完全に同じとは限りません。
利用者への影響
通信方式が停波すると、対応していない端末では通話、通信、緊急通報などを利用できなくなります。一部の4G端末でも音声通話を3Gに依存している場合があるため、端末が4Gと表示されるだけでは判断できません。通信事業者が案内する対応機種、VoLTE、契約変更の条件を確認する必要があります。
