2026年に折りたたみスマホは流行るのか?|モバテク vol.055

石川温・弓月ひろみ・北真也がお届けする「モバテク」。2026年4月19日に放送された第55回のアーカイブです。

「2026年に折りたたみスマホは流行るのか?」をテーマに話しました。石川さんには最新機種の折りたたみスマホをスタジオに持ち込んでいただいてます。

オープニング

4月ということなんですけれども、みなさんの子ども時代の新学期はどんな感じでしたか?

いやぁ、このタイミングって、いろいろクラス替えがあったりとか、新生活に変わっていくという中で、昔を振り返ると結構火事の夢を見てたなと思って。

火事の夢ですか?

何かこのタイミング、精神的にストレスを感じるのか、不安なのか。なんかね、火事の夢をよく見てたなっていう記憶がいま甦りましたね。

何かに追われるような、プレッシャーがかかるような。

不安要素だと思いますね。新しい友達できるのかな、みたいなところで夜うなされてたって感じですね。

北さんは。

私はすごく近い話なんですけど、友達を作るのがあんまり得意ではなかったわけじゃないですけど、結構そういうのを負担に感じる側の人間だったので、毎年こういう新学期・新年度は苦しんでたのと。

大学に入った時に、この時期って多分新歓コンパとかで、どこに行こうかみたいな感じになるじゃないですか。その流れに完全に乗り損ねて、この時期に一切そういうのに関わることなく、大学4年間どこにも属さず、友達5人くらいしか大学の中にいないみたいな感じの大学デビューを失敗したっていう思い出があります。

人数じゃないですけどね。私は中学校から高校に行く時に女子高に行ったので、4月の入学式に本当に女の子しかいないって思ってびっくりしたことと、その高校を卒業して大学に行った時には男性がいるって言ってびっくりした記憶がすごくあるのと、ちょうど大学の入学式が桜が満開で校内がすごく桜で綺麗だったなというのを覚えています。

OPPO Find N6

さてこの番組では最新のモバイルテクノロジーを学んでいくということで、私たちが持ち寄った今注目すべきモバイルテクノロジーをご紹介していきます。本日のテーマを石川さんお願いします。

「2026年、折りたたみスマホは流行るのか?」というところでお届けしたいと思います。

みなさんが気になるところだと思いますけれども、最近また新しい発表がありましたね。

先日ですけども、OPPOというメーカーが日本市場でOPPO Find N6という機種を発表しました。こちらは私、3月に深圳で行われた発表会も取材に行ったんですけども、OPPOとしては相当、この秋に出るであろうiPhoneの折りたたみを意識した発言をめっちゃしておりました。

すごいしてたっていうことは、これは逆にもうAppleのフォルダブルも確実かという。

ネットにはもう既に、「実際これぐらいの大きさですよ」みたいなデータが流出していて、それを元に3Dプリンターで出力したようなものも出ているので、大体のサイズ感とかそういったものももう出ていると。本当にそういったAppleの噂って、ほぼ当たってることがほとんどなので。

最近では本当にそうですね。

だからそれが9月のタイミングなのか、12月のタイミングなのかというところがあるのかなというところで、今Androidメーカーは各社折りたたみに注力しているというところがあります。折りたたみといえば、ずっとSamsungがもう7年ぐらい。

独走していたイメージですね。

7世代出していて、去年Galaxy Z Fold7というものを出していて、去年本当に薄型化した、折りたたんでも8.9mmというところなので、普通のスマホと変わらないような折りたたみスマートフォンを出しました。

っていう中で、先日発表会したOPPOは、「Galaxyもいろいろと弱点あるじゃん」みたいなことを言っているわけですよ。

結構そういうはっきり言うタイプの発表会なんですね。

後から出してきているメーカーなので、その弱点を突いて、発表会のプレゼンでもわざわざGalaxyを箱から出して、ここが全然違うじゃんということを言っています。実際に今日スタジオに、GalaxyとOPPOのFind N6をお持ちしたんですけれども。

まずそのOPPOが言っているのは折り目の部分。やはり折りたたみスマホってディスプレイを折りたたむので、どうしても折り目の部分がちょっと凹んでしまうというところがあって、Galaxyもだいぶ改善したんですけども、折り目がまだある状態なので、例えば画面を見てる時に折り目気になるなとか、触ってる時にちょっと凹むなってのがあったりするんですけど、そこをOPPOとしては極力折り目をなくしているというところですね。

ほんとだ、あんまりないですね。

なので、これで見やすいですよねとか、あと触った時に違和感ないですよねということをやっていて、結構だから発表会でも中国の発表会では、目隠し状態で7台ぐらい折りたたみスマホを並べて、「これ全部触ってみろよ」みたいなこと言ってて、実際目隠し状態で触るとやっぱりOPPOのだけは明らかに違うというのが分かったりもするので、相当自信があるんだろうなという感じです。

あともう一つOPPOが主張していたのが、ペン入力ができますよという話をしていて。Galaxyは最新モデルではペン入力対応していないので、大画面でメモしたいとかっていう時にはペンがあった方が便利なので、オプションにはなりますけども、OPPOとしてはペンに対応したと。

薄くて折り目がなくてペン入力対応というところで、OPPOの人が言うには、今後サンフランシスコの企業から出てくるであろう折りたたみ端末にも勝てると。今年・来年はうちがNo.1だってはっきり言ってるぐらいなので、相当の自信作なんだろうなという感じです。

今までのものの欠点だと思われるところをカバーしつつ、これから出るであろうものも上回るような機種に取り組んできた。

なので相当自信作になっていますし、じゃあこの先Appleが今年出すのであればどうなるんだ? 勝てるのか? っていう比較軸にはなるんですけど、ただ自分が思うには、別にAppleがiPhoneで折りたたみ端末を出したところで、多少折り目があろうがペン入力ができなかろうが、買う人は買うよなみたいな。そこで比較はしてないよなっていう気がすごいします。

OPPOと他社の比較

正直なところ、スペック比較をするタイプの方と、Appleが好きだから買うという人は、全く層が違うような気がしますけどね。

やっぱりだってね、今の普通のスマートフォンでも、スペック的にとか性能的に言ったら圧倒的にAndroidの方が上だし、選択肢もいっぱいあるし、カメラに特化したものとかAIに強いものとかありますけど、そうは言ってもiPhone買っている人はみんなiPhoneなので、実はそこの競争軸っていうのが成立しないんだろうなとは思いますね。

Androidの中で見るとGalaxyは角が角張っていて、OPPOに関しては角丸ですが、これは結構、各社こういうコンセプトでいこうというのが決まってる感じなんですかね?

そうですね。その点に関してはやはり差別化したいっていうのもありますし、持ちやすさっていうところもあったりもするでしょうし、あと薄さを見せたいってのがあったりもするので、その辺りは各社、デザインの考え方によってくるんじゃないのかなと思いますね。

スマホのペン

OPPOのペンがオプションで付くとはいえ、中に収納できるわけではないんですよね。

ないですね。あくまでケースにぱかっと付けるとペンがくっつくようになっているので、そこで取り外して使うみたいな。

純正アクセサリありきっていう感じですね。

それを買ってねっていう感じだと思います。

北さん、今目の前でこの2つの機種を見てみてどうですか?

OPPOの折り目のなさは確かにすごいなっていうのと、ペンが内蔵できへんねやっていうのが、とてもがっかりだなって。

さすがにこれ、この薄さ、折ったときに8.9mmとか9mmぐらいなので、実際に内蔵できるペンをつけたところで、ペラペラのペンにしかならないし、書きづらいってことを考えると、あとペンを使う人、使わない人って結構はっきり分かれるものなので、だったらオプション扱いにしていいんじゃないの? っていう感じだと思います。

GalaxyのSペンがよかったなと思っていて。

みなさんね、あれが好きだっていう方多かったですからね。中に収納されてて。

Apple Pencilですら、ちょっと持ち歩くの若干うざいなって感じるので、携帯性だけで言うとやっぱりSペンみたいなものだったらなおよしだったなとは思いつつ、確かにペラペラのペンだと使いづらいなと思いました。

今ペンがあったりすると、結構乱暴に書いても生成AIで清書しやすくなってたりもするので。OPPOとかもデモで、やはりそういったメモ程度に書いたものをマインドマップにしてくれたりとかってあったりもするので、ペンと生成AIの相性というのはいいんだろうなっていう。使い方としては進化した方向に行くんだろうなって気がしますね。

普段からメモを取る方の場合は抵抗は少ないと思いますが、メモを取った方がいいんだろうなと思いつつ、手書きの自分の文字が嫌だっていう方はいると思うので、そこで生成AIと組み合わせることで、自分が雑に書いても綺麗に残してくれるんだったら、ペンがあってもいいよねっていうことは思うかもしれませんね。

自分もだからあんまり手書きしたくないので、清書してくれるんだったらありかなって感じですね。

Google Pixel 10 Pro Fold

フォルダブルのシリーズで言うと、GoogleもPixel 10 Pro Foldを出していますが、そんなに売れてはいないかな? という気も…。

やっぱり高いっていうのが全てですよね。20万円台後半とか、30万円ぐらい平気でするので、なかなか正直手が出ないよねっていうところはあるので、じゃあかといってこの先値段が下がる要素って全然なくて。

高くなる要素の方が多いですよね。

やはり円安基調で円が安い状態が続いてますし、あとメモリの高騰は非常に大きくて、ハイエンドの機種になると512GBとか1TBとかっていうのも増えてたりするので、これだけのハイスペックなものを生かそうと思うと相当なメモリになって、結果としてまた値段が上がっていくという状況にあると思います。

北さんがフォルダブルでやりたいこと

北さんはフォルダブルを手に入れたらしたいことってありますか?

iPadも使っていたので、それが1個になればいいなっていうのはあるし、あんまりスマホで電子書籍が読めなかったんですよね。なのでもしかすると、タブレットよりもスマホよりも、ちょうどいい本を読むデバイスになるんじゃないかなっていう期待はあります。

ちょっと文庫の1回り小さいような。

でも結局、何かずっと動画を見てそうな気はしますよね。

これでゴリゴリ仕事したいなみたいには、今のところまだ思ってないですか?

例えばですけど、ただの妄想ですよ。某AppleのフォルダブルiPhoneが、開くとiPadOSになって、なにかしらキーボード的なやつと繋がって、いい感じにiPad的なぐらいの使い勝手で仕事ができるんだったら、多分使うんじゃないかなと思います。

開いたらiPad、閉じたらiPhoneっていう、OSが切り替わるっていう。

切り替わるっていうのが、なんやったらmacOSでもいいですけどね、開いたら。

なるほど。たしかにiPad miniとかiPadを使っている人から、フォルダブルに乗り換えっていうのはAppleでは考えられそうですね。

一つ思ったのは、例えば飛行機のCAさんとか、みんなiPad持ってるじゃないですか。肩から下げていて、立ち仕事でiPadで業務の日報を書いたりするんですけど、ああいった方々が、とはいえ別の仕事をする、料理をサーブするとかってときには、でかいiPadじゃなくてパタンと折りたたんで、iPhoneぐらいの大きさであったりすると非常に便利だなって感じがするので、なんとなく折りたためるタブレット、折りたためるiPadっていう考え方からすると、意外と市場性はあるのかなという気がしています。

折りたたみスマホのサイズ感

ただ今Appleで噂されているものはどちらかというと、開くとパスポートサイズみたいなもののイメージで、今ここにあるOPPOとかGalaxyの端末とはちょっと毛色が違うんじゃないかなっていう気がしますが、石川さんどう思われますか?

これ今出ているGalaxyとかOPPOとかって、なんだかんだ言って動画再生しても大して大きくならないんですよ。

縦横比の関係で。

比率の問題で、開いても大して画面が大きく映像表示しないのであれば、iPhoneのPro Maxでいいじゃんくらいの感じになっちゃうので。

横で見た方が大きく見えるっていう。

っていうことを考えると、そういった文庫本サイズ的な広がり方の方が、動画が大きく見えるというのは考えられていいんじゃないのかなという気がします。

たしかにそうかもしれませんね。ただ私が使ったことのある折りたたみタイプはGoogle Pixel 10 Pro Foldだけなんですけれども、左でXやりながら右でモンハンやるっていう、すごい生産性のないことをやってたりとか、左側で仕事のやりとりをしながらSNSを見るみたいな、どちらかというとマルチタスクで見てるみたいなことの方が多くて。

ただそうなっちゃうとずっと忙しい気もするので、もうちょっとコンパクトにできるけど画面領域が大きい、シンプルに使えるとかってなると、パスポートサイズは良さそうだなと思っています。

折りたたむ意味

もうちょっとね、折りたたむ意味というか、提案できてないなとずっと思っていて。一時、ビデオ通話しなきゃいけないっていう状況が広まった時に、折りたたみスマホだったら机の上にノートパソコン的に置いてビデオ通話できるじゃんとは思ったんですけど、意外とこの使い方も普及しないなってのがあったりもするので。

顎の下のお肉から煽った感じになっちゃうっていう。もうちょっと上に立ててくれたらなってなると、なかなかそれもないなって思ったりして。

昔この形状で、下のスクリーンにキーボードを映して上が画面でみたいな。デュアルスクリーンなんだけど下がキーパッドになりますみたいな携帯があったことがあって、そういう使い方もあんまり見ないなというのがあって。

意外と日本の法人でフォルダブル契約とかってなったら、そのパターンは増えそうですよね。ソフトウェアキーボードが下の画面、上にパソコンのように画面を開いてやるとか、スプレッドシート触るっていうのはいけそうな気がしますけどね。

ただ高いっていうね。法人で導入しにくいよねっていうことになっちゃいますからね。

端末にかける保険

あと盗まれたら怖いとか落としたら怖いっていうところのリスクもやっぱりあるので、各社保険などもしっかり整備されるようになってほしいなと思いますけど、AppleならAppleCareってなると思うんですけれども、Android各社の保険ってどういう形になってるんですか?

やはりメーカーとしても、保険って儲かるじゃんってことに気づき始めてるので、保険を強化してる感じもあったりもしますし。

落とさない人がほとんどでしょうから。

それで言うとGalaxyは原宿とかにお店があって、すぐに直してくれる体制もあったりもするので、やはりこういった高い商品を売っていこうと思うとリアルなショップが重要になってくるなと。そういうところで言うとAppleは強いというか、都内にも何店舗もあるし、大阪とか京都にもあったりするというようなのは強みがあったりしますよね。

OPPOの今後

ただ今こうやって目の前で見てみると、このOPPOの端末は、今までのOPPOのイメージをちょっと覆しそうないい端末だなというふうに思うんですけど、日本市場ではまだそんなに知名度が高いとは言えないような気がしますが、今後OPPOの知名度は上がっていくでしょうか?

一時、指原莉乃さんを使ってバーンと行きましたけど、その後ちょっとなかなか元気ないタイミングもあったりもしたので、正直大変だなって感じもします。

ただコストパフォーマンスのいい端末に関してはOPPOは非常に人気があるので、いかにそれをハイエンドに持っていくか。今回の折りたたみもそうですけど、これって相当チャレンジングなことですし、なかなかメーカーとしてもやりたくてもやれない分野なので、いかにここで先進性を植え付けていくかというところが、これからのOPPOに求められてくることだと思います。

コスパの良いOPPOからハイエンドのOPPOに。これを機に生まれ変わるかもしれない。

そうなるといいなって感じですね。

2026年中にはフォルダブル買いそう

我々も多分、折りたたみは年内にきっと手にするでしょうから、その手にするタイミングが9月なのか12月なのか。これも戦略として変わるってことですかね?毎年9月には出しているので。

あと間に合うのか?っていうところもね。

実際に間に合うのか。

Appleが折りたたみを出すって場合には、当然OSの動き方も変わりますし、アプリの動き方も多分変わると思うので、そうなってくると、じゃあ「今年折りたたみやりますよ」っていうのは、6月のWWDCという開発者向けのイベントで発表する可能性もあるし、とりあえずOSの中身だけ発表して、製品は9月か12月かみたいな感じはあると思います。

そういう意味では、Appleファンとしてはまずは6月のWWDCで、このOSはフォルダブル向けだなっていうような発表があるかどうかに注目というところですね。

なかなか来る来ると言われながら、Galaxyは本当に何年もやってますし、なかなか私たちの中でも使っている人というのは、この界隈にはいますけれども、一般の方ではまだなかなか見ないフォルダブルですが、今年はフォルダブルの普及元年になるのかというお話をさせていただきました。

エンディング

Mobile Tech Lab。そろそろお別れの時間となりました。石川さん、北さん、今日の放送いかがでしたか?

そうですね。やはりもう全てはAppleが出すか出さないかで、折りたたみが盛り上がるか盛り上がらないか決まるので、早くそういった動きが見れるといいなと思いますね。

北さんいかがでしたか?

先ほどのお話ではあるんですが、やっぱりAppleが出したら、多分OPPOがどんなに良くてもAppleを買うんですよね、きっと。なので今年は必ず、多分何かしらのフォルダブルを買ってるんじゃないかなと思います。

この番組でも年末の方に、どんなものを持っているのかというのをちょっと楽しみですね。

ラジオで流した楽曲

ORIGAMI / Little Glee Monster

THIS IS ME:I / ME:I