石川温・弓月ひろみ・北真也がお届けする「モバテク」。2026年7月5日に放送された第66回のアーカイブです。
WWDC26で発表された内容から未来を予想して議論しました。
目次
オープニング
こんばんは、番組パーソナリティの弓月ひろみです。Mobile Tech Lab。この番組は最新のモバイルテクノロジーを学びながら、これからの生活をちょっと豊かにできたらという番組です。みなさんもこんな未来になったらいいなを一緒に考えていきましょう。そして今夜も私と一緒に番組を進めてくださるのはこのお二人です。
こんばんは、スマホケータイジャーナリストの石川温です。
こんばんは、INNOMO代表の北真也です。
今夜もよろしくお願いします。さて七夕が間近ということですけれども、みなさん今年七夕にもし何かお願いを書くとしたら、どんなことを書きますか?石川さん。
自分は「もうこれ以上スマホの値段は上がらないで」ってお願いしたいですね。
えっ、どういうことですか?
やはり円安とか部材の高騰で、明らかに今スマホの値段が上がってるんですよ、端末代。この間発売になったSonyのXperia 1 VIIIも結構高いんですよ。この先、8月9月に新製品がいっぱい出るっていう中で、今までみたいな値段にならないんじゃないのかな、っていうのをものすごい心配していて。
そうはいってもやっぱりみんな、最新のAIスマホほしいじゃないっていうのがあったりするので、何とか値段が上がらないようにお願いしますというのを、もう七夕にお願いするしかないかなみたいな。
じゃあ「スマホの値段が上がりませんように」ということで、モバテクらしいお願いです。北さんは何かありますか?
今はもう普通にこの会社を作って、それがちゃんと末永く続きますようにが一番の願いなんですけれども、元々子供の頃に、七夕に書いたかは覚えてないんですけど、子供の頃の夢としては起業したいっていうのがあったので。
あったんですか?子供の頃からですか?何歳ぐらいからあったんですか?
中学生の頃に「新・電子立国日本」っていうNHKのドキュメンタリー番組があって、ビル・ゲイツとかスティーブ・ジョブズが紹介されてて、すごいなと思って憧れて、いつかはITで起業したいって思ってたんですよ。
すごいですね。夢が叶って。
夢が叶ったので、その夢が覚めませんようにっていう。そうするとこの番組も続くはずなので。
なるほど今日に至るっていうことですね。私の願いはもう一回サン・セバスチャンに行きたいな、行けたらいいなっていうのと、ちなみに子供の頃の夢でいうと、本当3歳ぐらいの時に、クリィミーマミになりたいって書いたのが最初のお願いでした。すごい子供らしいお願いですね。
折りたたみiPhoneについて
さてこの番組では、最新のモバイルテクノロジーを学んでいくということで、私たちが持ち寄った今注目すべきモバイルテクノロジーをご紹介していきます。今回は「WWDCに見る未来予想」です。
先週・先々週とWWDCのお話をしていますけれども、ここからちょっと未来を読み解いていこうという、一歩先のお話を今日はしていこうと思います。石川さん、今回のWWDCからどんな未来が予想されそうでしょうか?
ネットメディアとかでは、WWDCのタイミングでiPhoneの折りたたみが出るんじゃないかみたいなことが言われていました。ただ元々WWDCっていうのは開発者向けのイベントで、AppleとしてはOSをこんなふうにしますよというような趣旨がメインなので、あまり新製品が発表される場ではないというところがあります。
発表されるとしてもMacとかMacBookとか、ああいったアプリを作るときに必要なデバイスのアップデートみたいな発表はあるんですけど、そもそもiPhoneの新製品が発表される場ではないというところがあります。
ただ個人的に期待していたのは、例えばiPhoneを折りたたもうと思ったときに、じゃあ開いたときにアプリはどう動くんだとか、閉じたときにアプリはどう動くんだっていうところがあったりもするので、9月に折りたたみのiPhoneが出るのであれば、そういった挙動に関して「アプリ屋さん準備しておいてくださいね」みたいな発表があるんじゃないのかなみたいな。
Apple Vision Proっていう頭にかぶるやつに関しては、製品発売の前にWWDCで発表があったので、そういう流れなのかなと思ったんですけど、基調講演ではそういった発表も一切なかったというところです。
ただ基調講演だけではなく、いろいろと開発者向けのセッションがあるんですけど、その中には一つヒントがあったようで、iPhoneの画面を今Mac上の画面に表示できる機能があるんですよね。ミラーリングって言うんですけど。それって今iPhoneの縦型の画面しか出てこないんですけど、それが横に伸ばしたりとかできるようにしてくださいねと。どんな画面サイズにも合うようにしてくださいねというアナウンスがありました。
おそらくこれは、秋に発売・発表されるであろう折りたたみiPhoneに向けて、アプリがビヨーンと横に伸びて表示されるですとか、そういったものを指してるんじゃないのかなというふうに言われていて、これはこれで期待値は上がっているという感じです。
開発者向けの動画って100本ぐらいあったりするんですけど、その中にそういう何か隠れたヒントがあったりするのも、探すのは楽しいは楽しいですけど結構大変かなと思いつつ。ただ大々的に基調講演とかで、そういうお話はしなかったんですよね。
まあね、あまりに唐突な感じもあるので、それはそれでいいんじゃないのかなというところですし、今回はちょっとね、発表会自身が、ちょっと趣旨が変わってるというか。今までとは大きく違ったというところがあります。
OSの統合の可能性
これまでずっとWWDCの基調講演ていうのは、OS別に「こんな機能が進化しますよ」って発表がありました。なのでMacのmacOS、iPhoneのiOS、iPadのiPadOS、さらにはApple WatchのwatchOS、あとApple TVのtvOS、あとVision ProのvisionOSと、いった感じで、それぞれの製品のOSのアップデートを発表したんですけど、今年はそういうのを一切取っ払って、こんな高速に動きますよといったパフォーマンスの部分。
あとは子どもを守りますよという信頼性の部分。それとApple Intelligenceという発表していたので、これちょっと何か流れが変わってくるんじゃないのかなというところがあって、Appleとして「あれ?何か考えてんだろうな」ってところがありますね。
入り口が一つになって、みんなが同じような挙動するのかなという、匂わせかななんていうふうに感じましたけれどもね。
パフォーマンス、いや高速で動きますよっていうのは、全ての製品に言えるようなことっていうふうに言い方をしているので、別にmacOSに限った話ではないというところだったりもしますし、あとSiri AIと呼ばれるSiriが、いろんなところで動きますよという話をしているので、これというのは製品の統合と言いますか。要は「One Apple」じゃないですけど、全ての製品が一つのOSで動くような基調講演なんじゃないのかなと思いますね。
いわゆる、名前は適当ですけど、AppleOSみたいなものができて、全部同じように動くという未来がありそうかなという。
そうですね。去年の発表会ではOSのバージョンもバラバラだったのが、26という数字に統合しますよという話になっていて、今年はもう27っていう前提になっていて、この先にOSの統合があるんじゃないのかなと思っています。
これはなぜかというと例えば、折りたたみのiPhoneが出た時に、おそらく閉じた状態ではiPhone的に動く、iOS的に動く。だけど開いた時にはiPad的に動く、iPadOS的に動くということを考えると、iPhoneとiPadの境界線って多分なくなってくるんだろうなと思いますし、既に出てる製品、MacBook Neoと呼ばれる10万円以下の安いMacBook、あれも動いているチップはiPhone用のちょっと古いチップだったりするじゃないですか。
っていうところで言うと、チップとハードウェアの形とOSというのも、多分境界線がなくなってくるだろうという感じになっています。さらに将来的にこの1,2年でMacBookが、タッチで操作できるんじゃないかみたいな話もあります。
MacのiPad化ですね。
そうすると「もうそれってどっちなのよ?」みたいな、直感的に指で操作できるiPadなのか、いやいやMacBookなのかというところだったりもするので、もうだんだん操作性とかチップとか形とかっていう垣根が、どんどんなくなってきてることを考えると、ガラガラポンして一つのOSというような方向性になるんじゃないのかなって気がしてます。
本当に思い返してみれば、デバイスによって動きが違うというのは、たまたま制限されていただけであって、ユーザーのやりたいことが一つあって、それに対して全部の挙動が同じだったり、ユーザーのやりたいを叶えるというところが本当は一番いいインターフェースなわけですから、統合してやりやすくなるのであればそれに越したことがないですよね。
本当にやりたいことは一つなので、それに対して触っている製品ごとによって使い方が違うというのも何か変な話なので、「だったらやれることはみんな一緒にしちゃえばいいんじゃないの?」っていう流れになってもおかしくないかなと思いますね。
北さんは今iPhone・iPad・MacBook Neo、あと…。
MacBook Pro。
MacBook Proも使っていると。これらの挙動が全部同じように、今ほとんどクラウド上では一緒になっているような気がしますけれども、動きが一緒になるとどんなことに期待できそうですか?
やっぱり、Macでしかできないことと、iPhone・iPadは近いと思っているんですけど、Macでしかできないことを今はiPhone・iPadでは代替できないけれども、それが100%じゃなくてもいいんで、ある程度クラウドと連携することを前提にして、わざわざMacを持ってこなくても、iPadにHDMIをつないだら一応クライアント的には十分MacBookのように使えるみたいな世界が来るといいなっていうのと。
あとは例えば仕事で使おうとしたときに日本語入力とかを考えると、個人的にはiPhoneはともかく、iPadの日本語入力苦手なんですね。
なのでそういうところがMacに寄ってくれたらいいのに、みたいなところがあったりするので、そこをAppleがシームレスに全部繋ぎにいくときに合わせて、そういった細かい不満点みたいなものがなくなっていって、Macと同じようにiPadが使える世界観がきたらいいな、っていうのもあります。
あとは連携カメラとか、さっきのミラーリングもそうですけど、iPadを液晶タブレットっぽく使うみたいな、ああいうのがあったんですけど、結構うまいこと認識してくれなかったりとか、うまいこと一回認識するんだけどすぐ外れちゃったりみたいなのがあったんで、ああいうところももっとよりスムーズに使えて、ストレスなく使えるようになるんだったらいいなっていうのは思ってます。
ショートカットの機能について
今回WWDCの中で発表されたもので、面白いなと思ったのがショートカットの機能と、あとはSafariの機能がいろいろあったんですけれども、自分がやりたいことを自然言語、いわゆる私たちが普通に喋ってる言葉でお願いすると作ってくれるというのがあって。
ショートカットを作ってくれる。
あとSafariに関しては、ほしい機能を作ってくれるということになるので、これはもういわゆるVibe Codingの世界というか、エージェンティックとかジェネレートっていう言葉を全くAppleは使っていませんが、やっていることは結構それに近い気がしますよね。
自分、今iPhoneの中に入ってるショートカットで1個あるのは、背面をトントンと叩くと、スマホ決済アプリ、PayPayとか楽天ペイとか、ああいったもののリストが出てくるんですよ。それで選んで、どれで支払うかというのをタッチして起動するというものをショートカットに入れてるんですけど、これって便利なんですけど、設定するのがむちゃくちゃ難しいんですよ。
組むのが難しいんですよね。
本当にプログラミング的要素が必要で、一般の人はまずわからない。自分もたまたま見つけた、有志の人が作ってくれたサイトを見て、それを見よう見まねで設定して、ようやくここまでできたという感じなので、とにかく便利だけども難しいっていうものなんですけど、今回Appleはこれを自然言語的に入力して作れるようにしたというところは非常に大きいのかなという感じです。
なので、いろんなショートカットが作れるんじゃないのかなというところですし、例えば子供が近くのここを通ったら知らせるようにする、自分のiPhoneに知らせるようにするといったショートカットにすれば、子供が帰ってくる直前に把握できるということもできるようになったりもするので、いろいろなアプリケーションを動かすというところでいうと、かなりこれ使い勝手いいんじゃないのかなと思いますね。
ちなみに、外部アクセサリーのショートカットも作れるので、例えばiPadにキーボードを付けたときにその入力がこうなるとか、マイクを付けたときにこうなるみたいな挙動も組むことができるんですけど、それだと例えばキーボードを付けてデスクの中ではこの入力になる、外したらYouTubeを起動するみたいな、オンとオフみたいなところも組み合わせることができますし。
元々そういう組み方ができたとしても、面倒くさいじゃないですか。それをキーボードを付けたときにこうしたい、キーボード外したらこうしたいっていうふうに言うと作ってくれるっていうのは、今盛り上がっているAIの世界のことがデフォルトでできるようになるんだなっていうイメージですね。
だからAirPodsを耳につけて起動したらradikoを起動するみたいなこともできるので、めちゃくちゃ便利になると思いますよ。
付けるアクセサリーも、AirPodsなのか、例えば別のBluetooth端末なのかによって自動的にいろいろ切り替えられるということなので、AirPodsだからノイキャンにしてラジオに集中したりとか、そういうこともできるのはすごく創造性が高まりそうですし、楽しそうだなというふうに思いますね。
AppleのいろんなスマホとかMacとかの連携とか、統合の話だったんですけど、AirPodsとかあとApple WatchとかVision Proとか、今後その中にはどう組み込まれていくのかっていうのはすごい気になります。
一時っていうか最近もう、Vision ProをAppleは諦めたんじゃないかみたいな説が結構あったんですよ。
そんな説ありました。
そんな説があったんですか、過去形。
ただ今回WWDCに行ってブリーフィングを受けた中で、ちゃんとVision Pro担当が出てきて、いろいろなアップデートを教えてくれたんですよ。そういうのを見ると、AppleとしてはVision Proをまだまだやる気なんだろうなっていうのを感じたのが一つと。
基調講演見てもちょいちょいVision Proが出てくるわけですよ。やはりSiriに対していろんなアクションを投げかけるとか、あと目の前で見てるものを理解してそれを操作するとかっていう、ああいったプレゼンを見ると、Vision Proの後継機じゃないかもしれないけども、例えばスマートグラスにVision Proのノウハウを応用するとか。
あと言われてるのが、AirPodsにカメラをつけて、見ているもの・カメラから見えるものを理解して、Siriが音声で教えてくれるとかっていうのは、かなりVision Proの技術が生きてくると思うので、そういった次につなげるためというところで、Vision Proは効いていくんじゃないのかなと思ってますね。
Vision Proは開発環境であったりとか空間をいろいろと触れるものとしては最高峰の環境になっていて、あれを超えるものはないというふうに今現状なっていると思うので、あれはAppleは大事に育てていくんだろうなと私は感じましたね。
今回だからiPhoneの写真の機能でリフレーミングして角度を変えたりとかっていうのも、元々Vision Proであった機能だったりもするので、そういった技術の横展開というところでいうといろんなものが連携していくという感じになると思います。
一方その頃Googleでは
こうやって私たちはAppleの取材をしてきたわけですけれども、一方Googleがどういうふうに未来を見てるのかというところで考えると、GoogleとApple、見ている未来は同じですか?違いますか?
いや結構近いんじゃないのかなと思います。こないだのGoogle I/OでもGooglebookっていうPCタイプのデバイス出しますよという話もしてますし、Chromebookっていう学校でも導入されている、ああいったタブレット端末のOSとAndroidを統合していく。Aluminium OSというものに進化をしていくということを考えると、Googleとしてもデバイス、スマホとタブレットの違いはあれど、そこのOSを統合していくと思います。
そこで重要になってくるのがGeminiのAIという感じになるので、GoogleもAppleも、いろいろなデバイスを統合していくという流れは似てるんじゃないのかなと思います。
Geminiであったりとか、Siri AIであったりとか、一つのキャラクターというかアシスタントを入り口にっていうところでは似てますね。
入り口をきっかけにいろんなアプリを操作していく、自分のやりたいことをやっていくというところは競争状態になってきますし、おそらくこの2〜3年でスマホのユーザーインターフェース・操作性、パソコンの操作性っていうものが変わっていくんじゃないのかなと思います。
AIによってハードはどう変わる?
そうなると全てがAIありきってなるところで、今後ハードはどういうふうに変わっていくのかなっていうのは、ちょっと私は気になるところですね。
それってじゃあ、スマホの次はどうなるのよと言われますけど。
NEXTスマホ、モバテクでも過去に話してますけど。
個人的にはスマホの次もスマホというか、あんまり変わらないんじゃないのかなと思いますね。
Vision Proがもう少し小型化なのか、気軽に使えるようになるとか、最近スマートグラスっていうのか、緑で文字が出てくるような端末が出てきてますが、ああいうのがもうちょっとスタンダードになってくるとずっとiPhoneの画面を見ていなくても良くなって、イヤホンとグラスで大体のことができるっていう世界になっていくのかなという気がするので、スマホの画面を常時見るのではなくなるんじゃないかなっていうのは思います。
いわゆるAIグラス的なもの、Ray-Ban MetaであったりとかEven G2とかRokidグラスとかいろいろありますけれども、ナビゲーションだったり通知だったり見れる、第2のスマホ的な意味でのグラスと、XREALのようなディスプレイが見えるものっていうのもまたちょっと違うかなとは思うんですが。
通知であったりとか、いろんなメールが来たのを目の前で見られるっていう意味では、AIグラスの方が今ちょっと普及率が高まってるかなというような気はしますよね。だからみんながこれからどっちに行くのか、またはどっちにも行かないのか、スマホはちょっとスマホのままでいてほしいっていう気もしますけどね。
でもやっぱり今回Siriが進化してというか、対話型になっていったっていうのがもっと音声とも親和性が上がるし、それこそSiri操作するだけやったらAIグラスで十分みたいな感じになるのかなとも思うので、そういう意味ではどんどんスマホ側というか、OS側の方がそういう外部デバイスをもっと有効活用できる方向に流れてきてるのは、面白いなというか未来が近づいてきてるなっていう感じがします。
折りたたみのスマホって入力ちょっと煩わしいじゃないですか。やっぱり広くなりますし、私も手が小さいので広いと打ちにくいなとかなったりするんですけど、そうなった時にもう音声入力の方が楽だなっていうふうに、私はなりそうだなと思っていて。
ただ音声入力って構成ちゃんとしてないと書きにくいなとか、言い間違えちゃったらダメかなって、みなさん思うかもしれないんですけど、多分そこをAIが全部カバーしてくれて、「言いたかったのはこういうことですよね?」っていうふうになってくれるのかななんて思っています。
いやもう最近のAIは本当に言い間違えても全然理解してくれたりもするので、だいぶ賢くなってるなって気もしますし。
折りたたみのiPhoneが出た時に感じるのは、おそらく開いた時に半分の画面はSiriを走らせっぱなしにしておく。
右側はSiriで。
そう、それで左側は自分のやりたいアプリを起動するっていうような使い分けになっていくんじゃないのかなと。さすがに全画面Siriになっちゃうと、それはそれでやりたいことができなくなってくるので。
折りたたみにする必要がないですよね。
折りたたみの利便性を考えると、半分Siriで半分アプリというような使い方になってくるような気がしています。
そうすると以前にゲスト出演された山根博士が言っていた、折りたたみを開く意味っていうのが今はそんなに感じられなくて、みなさん折りたたんだまま使われてる人が多いなんていう話をこの番組でも何度かしてますけれども、Siriが常駐するというふうに考えたら開く意味がありそうですね。
北さんと石川さんが考えるスマホの未来
今後どういうふうになっていくのかなとは思いますけれども、北さん的には「全部こうなってくれたらいいな」っていう最終形は何ですか?
我々世代の夢は例えばホログラフとかが出てきてとか。
目の前に、トムクルーズみたいな、スターウォーズみたいな。
手で動かしてとか、で音声入力もいいんですけど、空中に浮かぶキーボードを触るとか、あと指輪を使ってとか、あとは目線とか思考とか。
Vision Proの世界観ですよね。
そうですね。Vision Proだと目線はだいぶ来てますし、あと脳波も比較的最近は技術としては出始めてるので、そういうものでマウス・キーボードから脱却する世界は、本当に一部のマニアだけじゃなくて、一般の人が普通にそういうものを使う時代が、僕らが生きてる間には来るんじゃないかなっていう、そういう希望が持てるWWDCだったかなと思います。
石川さんの求める最終形どんなものがありますか?
最終形がどうなのかはちょっと分からないですけど、ただAppleに関して言うと、今回ティム・クックさんが最後という感じになり、9月からはジョン・ターナスさんという新しいCEOになると。
彼はもうハードウェアの偉い人なので、相当面白いことを考えてるんじゃないのかなと。しかも相棒的な人は半導体の人なので、やはりこの先AIで勝負するには、半導体とハードウェアとか重要になってくるので、そういった意味でこれからのAppleというのは、モノづくりとして、製品として、面白いものを作ってくれるんじゃないのかなと、かなり期待していいんじゃないのかなと思います。
ワクワクしますね。
エンディング
Mobile Tech Lab、そろそろお別れの時間となりました。石川さん北さん今日の放送いかがでしたか?
WWDC振り返ってみて、これからのAppleがまたね、楽しみになったと言いますか。いろんな展開が期待できるのかなと思ってますね。
メディアディナー的なところで次期社長にもお会いしましたけど、すごくニコニコ笑顔の優しいすごくアメリカンな感じの方でした。北さんいかがでしたか?
こういう未来妄想的な回、たまにやるのがいいのかなと思ったので、ぜひちょっと今回はWWDCからでしたけど、他のネタでもぜひ未来予想やってみましょう。
モバイル技術で未来妄想って言ってますからね。ぜひちょっと妄想回もいろいろやっていきたいと思います。
それではまた来週もこの時間にお会いしましょう。お相手はパーソナリティの弓月ひろみと。
スマホケータイジャーナリストの石川温と。
INNOMOの北真也でした。
それではまた来週。
