V2Xとは
V2Xは「Vehicle-to-Everything」の略で、車と周囲のさまざまな対象を通信でつなぐ技術の総称です。車の位置や動き、道路の状況などを共有し、安全に、効率よく移動できるようにすることを目指します。
V2V・V2I・V2N
V2Vは車と車、V2Iは車と信号機などの道路設備、V2Nは車とネットワークの間で情報をやり取りすることを指します。V2Xはこれらをまとめた言葉です。対象によって通信の目的や必要な設備が変わります。
センサーとの役割の違い
カメラやレーダーは車の周囲を直接観測します。V2Xでは、相手や道路設備が持っている情報を受け取れます。たとえば見通しの悪い交差点で、建物の陰にいる車の接近を通信で知らせる使い方が考えられます。
5Gや自動運転との関係
携帯電話の通信技術を応用するC-V2Xには、車同士などが直接通信する方式と、携帯電話ネットワークを経由する方式があります。V2Xのすべてが5G回線を通るわけではありません。
V2Xは運転支援や自動運転を補う技術です。ただし、V2Xに対応した車がすべて自動運転できるわけではありません。対応車両・道路設備・通信方式がそろって初めて利用できる機能もあります。
