モバイル用語集 技術・規格

3GPP

読み
スリージーピーピー
英語・正式名称
3rd Generation Partnership Project
提供元・主催者
3GPP

3GPPは、携帯電話の通信方式を世界で共通利用できるよう、3G以降のモバイル通信システムの仕様を策定する国際的な標準化プロジェクトです。

3GPPとは

3GPP(スリージーピーピー)は「3rd Generation Partnership Project」の略です。各地域の標準化団体が協力し、携帯電話の通信方式やネットワークを構成するための技術仕様・技術報告を作成しています。

名称には3Gが入っていますが、現在は3Gだけの組織ではありません。GSM、W-CDMA、LTE、5Gなどの仕様を扱い、次世代のモバイル通信に向けた検討も進めています。

なぜ共通仕様が必要なのか

端末・基地局・コアネットワークの装置が会社ごとにまったく異なる仕組みで作られると、相互接続や国際ローミングが難しくなります。3GPPは、端末と基地局がどのように通信するか、加入者をどう認証するか、通話やデータをどう運ぶかといった共通仕様を定めます。

仕様に沿って複数のメーカーや通信事業者が製品・サービスを開発し、試験を重ねることで、異なる機器同士を接続しやすくなります。ただし、3GPPが個別製品を製造したり、各国の周波数を割り当てたりするわけではありません。

Releaseとは

3GPPの仕様は「Release(リリース)」というまとまりで管理されます。Release 15、Release 16のように番号が付き、ある時点で実装できる機能の安定した組み合わせを示します。

1つの世代と1つのReleaseが完全に一致するわけではありません。たとえば5GはRelease 15で最初の主要仕様がまとまり、その後のReleaseで機能が追加・拡張されています。製品がどのReleaseへ対応するかによって、利用できる機能が異なる場合があります。

ITUとの関係

ITUは、移動通信システムに求める国際的な枠組みや要件を定めます。3GPPは、その要件を踏まえながら、実際の端末・基地局・ネットワークで使う詳細な仕様を作ります。両者は同じ組織ではなく、役割を分担しています。

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出典・確認情報

内容確認日 2026年8月24日

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