モバイル用語集 技術・規格

オブジェクト指向

読み
オブジェクトシコウ
英語・正式名称
Object-Oriented Programming

オブジェクト指向は、データとその操作を「オブジェクト」という単位にまとめ、部品を組み合わせるようにソフトウェアを設計する考え方です。

オブジェクト指向とは

オブジェクト指向は、関連するデータと処理を「オブジェクト」という単位にまとめ、オブジェクト同士を組み合わせてソフトウェアを作る考え方です。英語のObject-Oriented Programmingを略してOOPとも呼ばれます。

たとえば締め切り管理アプリなら、「原稿」というオブジェクトに、タイトル、締め切り日、完了状態などのデータと、締め切りを変更する、完了にする、といった操作をまとめられます。

クラスとオブジェクト

クラスは、どのようなデータと操作を持つかを定める設計図です。その設計図から実際に作られた個々の実体がオブジェクトです。同じ「原稿」クラスから、内容の異なる複数の原稿オブジェクトを作れます。

代表的な考え方

カプセル化は、内部のデータや実装をむやみに外へ見せず、決められた操作を通して扱う考え方です。継承は、既存のクラスの特徴を受け継いで新しいクラスを作る仕組みです。ポリモーフィズムは、共通の操作方法で異なる種類のオブジェクトを扱える性質です。

これらを使うと、大きなプログラムを役割ごとに分け、変更の影響を抑えたり、部品を再利用したりしやすくなります。

万能な設計方法ではない

オブジェクト指向を使えば自動的に分かりやすいコードになるわけではありません。クラスを細かく分けすぎたり、継承関係を深くしすぎたりすると、かえって構造が複雑になります。

現在の開発では、オブジェクト指向だけでなく、関数型プログラミング、データ指向設計、コンポーネント設計などを目的に応じて組み合わせます。

関連する用語

出典・確認情報

内容確認日 2026年8月24日

モバイル用語集に戻る