通信の局舎とは
局舎は、電話やインターネットなどの通信設備を収容する建物・施設です。内部には交換機、光伝送装置、加入者回線を収容する装置、監視設備、電源設備などが置かれます。「電話局」「NTT局舎」「通信ビル」と呼ばれることもあります。
利用者の家庭や企業から伸びる回線を集め、ほかの局舎や通信事業者のネットワークへ接続する拠点として働きます。すべての局舎が同じ役割・規模というわけではありません。
GC局とは
GC局は「Group Unit Center」の略で、日本語では群局と呼ばれてきた固定電話網の局種です。従来の階層的な電話網では、一定地域の加入者回線や交換機をまとめ、上位の中継網へつなぐ役割を担いました。
GC局という言葉は、電話網の構成や局の機能を表す歴史的な分類です。局舎は建物・通信拠点を広く指すため、すべての局舎をGC局と呼ぶわけではありません。ネットワークのIP化により、現在の設備構成は従来の電話交換網から変化しています。
局舎に集まる設備
局舎では、家庭・企業からの加入者回線を収容し、通信先に応じて別の回線やネットワークへ渡します。地域間を結ぶ光ファイバーやダークファイバーの接続点になり、基地局からの回線が収容されることもあります。
停電に備えた蓄電池・発電設備や、設備を冷却する空調も重要です。災害で局舎や交換機・伝送装置が被害を受けると、広い範囲の通信へ影響するため、移動電源車や可搬型装置を使った復旧手段が用意されています。
基地局との違い
基地局はスマートフォンなどと電波で通信する無線設備です。局舎は、基地局や固定回線から届いた通信を集約し、交換・伝送する拠点です。基地局と局舎が同じ建物や敷地にある場合もありますが、役割は異なります。
