通信でいうオフロードとは
オフロードは、ある回線や設備が受け持っている通信の一部を、別の経路や設備へ移すことです。通信そのものはなくさず、別の設備などで受け持つようにして負荷を分散します。
身近な例はWi-Fiへの切り替え
スマートフォンのデータ通信を携帯電話回線からWi-Fiへ切り替えるのは、オフロードの一例です。携帯電話側の無線区間が受け持つ通信量を減らし、Wi-Fiとその先の回線でデータを運びます。
Wi-Fiだけでなく、携帯電話ネットワーク内の基地局へ移す場合もあります。広い範囲を担当する基地局の通信を、小さなエリアの基地局へ分散させます。
ミリ波やスモールセルとの関係
混雑する場所で通信容量を増やし、通信の一部を別の設備で受け持つ方法には、ミリ波やスモールセルを使う考え方もあります。利用者が一つの設備に集中しないよう、電波や設備の特性に合わせて通信を振り分けます。
速度が必ず上がるとは限らない
移し先も混雑していれば、十分な改善は得られません。効果は移し先の電波状況・回線容量・利用者の数などで変わります。また、接続を維持しながら切り替えられるかどうかは仕組みによって異なります。オフロードは、負荷を分散するための方法を表す言葉です。
