クラウドとは
クラウドは、サーバー、ストレージ、データベース、アプリなどのコンピューター資源を、インターネットなどのネットワーク経由で利用する考え方・サービスです。必要なときに必要な量を用意し、利用状況に応じて増減できることが特徴です。
手元の端末や自社の建物にすべての設備を置かなくても、クラウド事業者が運用するデータセンターの資源を利用できます。ただし、実際の処理や保存は、どこかにある物理的なサーバー・通信設備で行われています。
身近なクラウド
スマートフォンの写真同期、オンラインストレージ、ウェブメール、複数端末で共有するメモや締め切り管理などが身近な例です。端末を替えても、同じアカウントでデータを取り出せるようにできます。
アプリ側では、利用者の認証、データ保存、通知、AI処理などをクラウドへ任せることがあります。端末だけで完結するアプリと比べ、複数端末の同期や大規模な処理を実現しやすくなります。
SaaS・PaaS・IaaS
SaaSは完成したソフトウェアを利用する形、PaaSはアプリを動かす開発・実行環境を利用する形、IaaSは仮想サーバーやストレージなどの基盤を利用する形です。
利用者が管理する範囲はサービスによって異なります。完成したアプリを使うのか、アプリを開発して配置するのか、OSから設定するのかを区別すると理解しやすくなります。
便利さと注意点
初期設備を抑えやすく、需要に合わせて拡張できる一方、ネットワーク障害、サービス停止、料金の増加、データの保存場所、事業者への依存などを考える必要があります。
クラウドだから自動的に安全になるわけではありません。利用者側のアカウント管理、権限設定、バックアップ、暗号化なども重要です。
